明 細 書 遊技装置及び遊技システム 技術分野 本発明は、 遊技媒体受け皿内の遊技媒体を用いてゲーム を行ない、 入紫に応じて赏出を行なう スロ ッ トマシンなど の遊技装置及び遊技システムに関する。 背景技鏘 従来の遊技機および遊技媒体貸出機では、 遊技者は、 例 えば、 遊技媒体貸出機の投入口に、 金額を記憶するプリぺ ー ドカー ドを挿入し、 貸出スィ ッチの操作によ り、 遊技媒 体を借り出す。 そして、 借り出した遊技媒体を遊技機の遊 技媒体受け皿内に入れて、 該受け皿に遊技媒体を保持させ る。 この状態で、 遊技者は、 必要な遊技媒体を遊技機に投 入して、 ゲームを行なう。 ゲームの過程において、 一定の 条件を満たすと入黄し、 これに応じて遊技機から黉と して 遊技媒体の払 を受ける。
精算する と きには、 遊技者は、 赏出された遊技媒体を計 数機に入れる。 計数機は、 投入された遊技媒体の個数を計 数し、 その結果を レシー トに印刷して、 この レシー トを外 部に排出する。 遊技者は、 計数された個数が記錄されたレ シー 卜を計数機から受け取る。 その レシー トを景品交換所
に持っていき、 景品と交換するようになっている。
しかしながら、 このような従来の技術では、 遊技者は、 まずプリペイ ドカードを購入する必要があり、 また、 ゲ一 厶の開始から景品の交換までに、 遊技媒体を遊技媒体貸出 機から受けて遊技機の遊技媒体受け皿に移したり、 貧出さ れた遊技媒体を遊技媒体受け皿から計数機まで移しす: y と いつた各種の手藺がかかる という問題点があつた。 発明の開示 本発明の目的は、 このような従来の技術が有する周題点 に着目 してなされたもので、 直接現金を投入すれば所望の 金頷の範囲で遊技ができ、 プリペイ ドカードを搆入する手 間や、 遊技媒体を遊技媒体貸^機から受けて遊技機の遊技 媒体受け皿に移す等の手簡がかからない遊技装置及び遊技 システムを提供することにある。
上記召的を達成するため、 本発明の一態様によれば、 遊技に用いる遊技媒体を保持する受け皿を有し、 受け皿 内の遊技媒体を使用して遊技を実行する遊技機本体と、 払 ¾指示を受けると、 指定された量の遊技媒体を上記受け皿 内に放出する放出機と を備え、 遊技機本体は、 遊技実行中 に一定の条件が満たされる と、 遊技媒体を寅と して払いだ すための貧出信号を出力し、 これに基づいて、 放出機が一 定数の遊技媒体を放 *することによ り遊技が進行する遊技 装置において、
現金を投入するための投入口を有し、 この投入口から投 入された現金の金額を判別する判別機と、
この判別機によ り判別された投入金額かも、 貸し され た金額を減算して残額を求めて、 残金を管理するための手 段と、
遊技媒体の貸出しに費やす貸出金額を指定するための貸 出スィ ッチと、
前記残金を管理するための手段で管理される残額の範囲 内において、 前記貸出スィ ッチによ り指定された貸出金額 分の遊技媒体の放出を前記放出機に指令する貸出制御手段 と、
入赏によ り遊技機本体から出力される赏出信号を受けて、 この赏出信号に応じた量の遊技媒体の放出を前記放出機に 指令する赏出制御手段と
を備える こ と を特徴とする遊技装置が提供される。
前記残金を管理するための手段は、
判別機によ リ判別された投入金額から、 貸し出された金 額を減算して求められる残額を記憶する残金記憶手段と、 前記貸出制御手段によ り遊技媒体の放出が指令された貧 出金額を前記残金記憶手段に記憶された金額から減算する 金額減算手段と、
前記残金記憶手段の金額を前記金額減算手段の演算結果 に書替える金額書替手段と を備えて構成される こ と ができ る。
本発明は、 上記態様に、 さもに、 次のような構成を適宜 付加することができる。
第 1 に、 前記判別搂によ リ投入金種が髙額紙幣でな と 判別された場合には、 投入金額の全部が貸迅金額であると 判新し、 前記判別機にょ 投入金種が高額紙幣であると判 別された場合には、 前記貧出スィ ッチによ り指定された金 額が貸出金額であると判断する貸出金額判断手段をさ らに 備え、 上記貸出制御手段は、 前記残金記億手段に記億され た金額の範囲内において、 前記貸 ¾金頷判断手段によ リ判 靳された貧出金額分の遊技媒体の放出を前記放出機に指令 するものとすることができる。
第 2に、 前記残金記億手段の金額を表示する残金表示部 をさらに備えることができる。
第 3に、 前記受け皿内の遊技媒体を計数して装置内部に 取込む取込機と、
前記受け皿内の遊技媒体の量を検 する遊技媒体検 手 段と、
この遊技媒体検出手段によ り前記量が所定上限値を越え たと判断された場合には、 越える分量の遊技媒体の取込み を前記敢込機に指令する自動取込み制御手段と
をさらに備える構成とする ことができる。
第 4に、 前記受け皿にない遊技媒体の持数を記憶する個 数記億手段と、
前記取込機によ リ取込まれた遊技媒体の個数を前記假数
記憶手段の個数に加算する個数加算手段と、 前記個数記憶手段の金額を前記個数加算手段の演算結果 に書替える加算個数書替手段と
をさ らに備えること ができる。
第 5に、 所定量の遊技媒体の補給を指定するための補給 スィ ッチと、
この補給スィ ッチが操作されると、 前記個数記憶手段の 個数の範囲内で補給スィ ッチを操作する こ と によ り遊技媒 体の放出を前記放出機に指令する補給制御手段と
を さ らに備える こ と ができる。
第 6に、 前記受け皿内の遊技媒体の量を検出する遊技媒 体検出手段と、
この遊技媒体検出手段によ リ前記量が所定下限値よ りも 低下したと判断された場合には、 前記個数記憶手段の個数 の範囲内において、 低下した分量の遊技媒体放出を前記放 出機に指令する 自動補給制御手段と
を さ らに備える こ と ができ る。
第 7に、 前記補給制御手段あるいは自動補給制御手段の 指令によ り放出された遊技媒体の個数を前記個数記憶手段 の個数から減算する個数減算手段と、
前記個数記憶手段の金額を この個数減算手段の演算結果 に書替える減算個数蓍替手段と
を さ らに備える こ と ができ る。
第 8 に、 前記個数記憶手段に記憶された個数を表示する
個数表示部をさらに備える ことができる。
第 9 に、 遊技を終了し精算することを指令する精算スィ ツチと、
内部に貯留された記録媒体に、 送信された残金データ と 残涸数データとを所定の形態で書込んで払い出す払出機と
前記精算スィッチが操作されると、 前記受け皿内の全遊 技媒体 取込みを前記取込機に指令する精算制御手段と、 この精算制御手段の指令による前記全遊技媒钵の取込み が終了すると、 前記残金記憶手段の記億金額と前記個数記 億手段の記憶儘数とを読出して、 これらデータ をそれぞれ 前記残金データ及び残個数データ と して前記払出機に送信 する精算データ送信手段と、
この精算データ送信手段によるデータの送信が終了した 後、 前記払 機に、 前記記録媒体へのデータ の書込み及び 払出しを指令する払出制御手段と
をさ らに備えることができる。
また、 本発明の上記態様において、 前記払出機が前記記 録媒体にデータ を書込む形態は、 前記データを数字あるい は文字で印刷するとともにバーコー ドで印刷するものであ ることができる e
さ らに、 前記払 ¾機が前記記録媒体にデータ を書込む形 態は、 前記データ を数字あるいは文字で印刷する と ともに 磁気データ と して記録するものである。
本発明さ らに異なる態様によれば、
遊技に用いる遊技媒体を保持する受け皿を有し、 受け皿 内の遊技媒体を使用 して遊技を実行する遊技機本体と、 払 出指示を受けると、 指定された量の遊技媒体を上記受け皿 内に放出する放出機とを有し、 遊技機本体は、 遊技実行中 に一定の条件が満たされる と、 遊技媒体を寅と して払いだ すための賞出信号を出力 し、 これに基づいて、 放出機が一 定数の遊技媒体を放出するこ と によ り遊技が進行する遊技 装置と、 赏と して取得した遊技媒体の個数に応じて景品を 払いだす景品交換機と備える遊技システムが提供される。
この遊技システムで用いられる遊技装置と しては、 上記 した各態様のものを用いるこ と ができる。
本発明の遊技装置において、 投入口に現金が投入される と、 判別機がこの現金の金種及び金額を判別し、 その金額 が初期値と して残金記億手段に記憶される。 さ らに、 貧出 スィ ッチが操作されると、 貸出制御手段が、 残金記憶手段 に記憶された金額の範西内において、 貸出スィ ッチによ 指定された貸出金額分の遊技媒体の放出を放出機に指令し、 - 放出機が指令された量だけ受け皿へ遊技媒体を放出する。
そ して、 この受け皿内の遊技媒体を使用 して遊技が行な われ、 入賞によ り遊技機本体から黉出信号が出力されると、 賞 制御手段がこの赏出信号に応じた量の遊技媒体の放出 を放出機に指令し、 放出機によ り受け皿にこの量の遊技媒 体が放出される。
このため、 直接現金を投入すれば、 所望の金額の範囲で、 遊技ができる。 したがって、 プリペイ ドカードを購入する 手間や、 遊技媒体を遊技媒体放出機から受けて遊技機の遊 技媒体受け皿に移す等の手問がかからなく なる。
さちに、 貧迅金額判靳手段を備える場合には、 この貧出 金額判新手段が、 判 機の判別結果に基づいて、 投入金種 が髙額紙幣でないときには投入金額の全部が貸 金額であ ると判断し、 投入金種が高額紙幣であると きには貸 ¾スィ ツチにょ リ指定された金額が貸出金額であると判断し、 こ の貸 金額分の遊技媒体が放出機によ リ 自動放出される。 このため、 投入された現金が硬貨等の小額で、 貸出金額の 設定を行なうまでもない場合には、 貸出スィ ッチが操作さ れなくても投入金額分の遊技媒体が自動放出され便利とな る。
また、 金頮減算手段と金額書替手段と を備える場合には、 金額減算手段が貧出制御手段によ り遊技媒体の放出が指令 された貸出金額を残金記億手段に記億された金額から減算 し、 金頷睿替手段が残金記億手段の金額をこの金額減算手 段の演算結果に書替える。 このため、 投入 した金額のうち 遊技媒体の貸迅に使用されていない残金が、 常に内部に記 億されることになリ、 後の精算等に便利となる。
また、 残金表示部があるときには、 この残金表示部が前 記残金記憶手段の金額すなおち残金を表示するので、 遊技 奢は常に残金を確認しつつ、 遊技を行なう ことができる。
また、 取込機と遊技媒体検出手段と 自動取込み制御手段 と を備える場合には、 遊技媒体検出手段によ り受け皿内の 遊技媒体の量が所定上限値を越えたと判断される と、 越え る分量の遊技媒体の取込みが自動取込み制御手段によ リ指 令され、 取込機がこの越える分量の遊技媒体を計量して装 置内部に取込む。 このため、 赏出によ り多量の遊技媒体が 次々 と受け皿に放出されても、 受け皿から溢れてこばれる こ とはなく 自動的に取込まれるので、 溢れそうな遊技媒体 を遊技者が遊技の途中で取リ出すといっ た手間は不要とな る。
また、 個数記憶手段と個数加算手段と加算俩数書替手段 と を備える場合には、 受け皿にない遊技媒体の将数すなわ ち、 前記取込機によ り取込まれた遊技媒体の個数が、 取込 まれる度に個数加算手段によ り加算されて個数記憶丰段に 登録されるため、 後の精算に便利となる。
また、 補給スィ ッチと補給制御手段と を有する場合には、 補給スィ ッチの操作によ り、 補給制御手段が個数記憶手段 の個数の範囲内で補給スィ ッチによ り指定された所定量の 遊技媒体の放出を前記放出機に指令し、 この所定量の遊技 媒体が受け皿に放出される。 このため、 遊技を進める うち に賞出が少な く な り受け皿の遊技媒体が残り少な く なっ た と きに、 遊技者は補給スィ ッチを操作するこ とで、 容易に それまでに取込んでいた分量の範囲で遊技媒体を再度受け 皿に放出させ、 遊技を続行する こ と ができる。
また、 遊技媒体検出丰段と自動補給制御手段と を備える 場合には、 受け皿内の遊技媒体の量が残リ少ないこと が遊 技媒体検出手段にょ リ検知される と、 取込んでいる遊技媒 体の持数がある限り、 遊技媒体が自動補給される。 このた め、 遊技者は、 受け皿の遊技媒体の量を気にすることなく - 最大限投入した金額及び黉¾された分量の遊技媒体を使い きって遊技を楽しむこともできる。
個数減算手段と減算個数書替手段と を有する場合は、 儸 数減算丰段が前記補給制御手段あるいは自動補給制御手段 の指令によ り放出された遊技媒体の個数を前記個数記憶手 段の癎数から減算し、 減算儘数書替手段がこの個数減算手 段の演算結果に前記假数記億手段の内容を書替える。 すな わち、 前記個数記憶手段には常に受け皿に放出されていな い最新の遊技媒体の持数が登録されていることにな リ、 後 の精算及び景品交換に便利となる。
また、 個数'表示部を備えるときには、 この個数表示部が 前記個数記億手段に記憶された個数すなわち受け皿に放出 されていない最新の遊技媒体の持数が表示されるので、 遊 技者は常にこの特数を確認しつつ遊技を行なう ことができ る。
また、 精算スィ ッチ, 払出機, 精算制御手段, 精算デー タ , 送信手段, 払出制御手段を備える場合には、 精算スィ ツチによる指令を受けて精算 f御手段が受け皿内の全遊技 媒体の取込みを前記取込機に指令し、 この精算制御手段の
指令による全遊技媒体の取込みが終了する と、 精算データ 送信手段が前記残金記憶手段の記憶金額と前記個数記憶手 段の記憶個数と を読出して、 これらデータ をそれぞれ残金 データ及び残個数データ と して払出機に送信する。 そ して、 この精算データ送信手段によるデータの送信が終了する と、 払出制御手段が払出機に指令を送り、 払出機が内部に貯留 されたカー ド状の記録媒体に送信された残金データ と残個 数データ と を所定の形態で書込んで払い出す。 このため、 遊技者が遊技を終了しょ う とすると きには、 前記精算スィ ツチの操作さえすれば、 自動的に残金及び遊技媒体の残個 数の情報が登録された記録媒体が払い出され、 遊技媒体を 受け皿から取出【 て計数機に入れる等の手間をかけずに精 算あるいは景品:., ¾が可能となる。
前記払出機が前記記録媒体にデータ を書込む形態が、 数 字あるいは文字による印刷とバーコ ー ドの印刷と を含む場 合には、 数字あるいは文字によ り遊技場の店員あるいは遊 技者がこれらデータ を一見して確認できるよ う になると と もに、 このデータ の P O S端末等への入力がバーコ一ド リ ーダによ リ容易に行なえるようになる。
また、 前記書込み形態が、 磁気データ と して記録するも のである と きにも、 磁気カード リーダ等によ り容易に入力 ができるよ う になる。
また、 前記記録媒体の残金データ あるいは残個数データ を読取り、 残金を返却する と ともに、 残個数に応じて景品
を払い出す景品交椟機を備える遊技システムである ときに は、 遊技場の店員が遊技者の指示を受けて遊技者の望む景 品を取出しこれを払い す等の作業が不要となる。 図面の簡単な説明 図 1は、 本発明の一実旌例を示す遊技装置の機能ブロ ッ ク図である。
図 2は、 本発明の一実施例を示す遊技装置の正面図であ る。
図 3は、 本発明の一実施例を示す記録媒体の正面図であ る。
図 4は、 本発明の他の実施例を示す記録媒体の正面図で ある。
発明を実施するための最良の形態 以下、 図 1 〜図 5に基づき、 本発明の一実施例について 説明する。
図 2 に示すよう に、 遊技装置 1 0は、 遊技媒体の放出機 2 0 と、 遊技機本体 3 0 と、 精算用の記憶媒体の払出機 5 0 と を備え、 さ らに、 図 1 に示すよ う に、 内部に設けられ た制御部 6 0 を備えている。 遊技機本体 3 0 と しては、 ス ロ ッ 卜マシンが組み込まれる。 遊技媒体と しては、 例えば、 メダル、 チップ、 ボール等の中から、 遊技機本体 3 0で用 いられるものが扱われる。 遊技機本体 3 0 と しては、 この 他に、 パチンコゲーム機等の他の遊技機を組み込んでもよ い o
払出機 5 0で扱われる記録媒体 4 0 は、 図 3又は図 4 に 示す如く 、 長方形状の板体から成るカードであって、 片面 4 0 a に、 残金, 持遊技媒体個数, 日付, 遊技場名等が記 载される部分と、 これらの情報を登録する記録部 4 1 又は 4 3, 4 4 を有している。 記録部 4 1 は、 この場合、 図 3 に示すように、 長辺 4 2の一方に ¾つて形成された磁気記 録蒂から成っている。 この記録部 4 1 は、 バ一コー ドによ るものであってもよい。
また、 この記録媒体 4 0 と しては、 所定の周波数の光を 照射するこ とによ り消えるイ ンク を用いて、 上記情報が印 刷されたものか、 あるいは、 所定の熱を加えるこ と によ り
表面に文字等を書いたり梢したリすることが自在なものを 使用して、 リサイクルできるよう にしてもよい。
放出機 2 0は、 制御部 6 0によ り指令された量だけ、 遊 技媒体を後述する受け皿 3 2 に放出するものである。 その 正面 2 0 aには、 面 2に示すように、 表示ランプ 2 1 と、 投入口 2 2 と、 貧 ¾スィ ッチ 2 3 と、 残金表示部 2 4 と、 精算スィ ツチ 2 5 とを有している。
投入口 2 2は、 紙幣又は硬貨である現金を投入するため の口である。 この投入口 2 2の内部には、 投入金額の金種 と金額を判別する判別機 2 6 (図 1 に示す) が設けられ、 ここから投入された現金の金種及び金額 判別結果は制御 部 6 0 に送られるようになって ΙΛる。 なお、 図 2 において、 投入口 2 2は、 一つの二重の長方形で猫かれているが、 紙 幣の投入口と硬貨の投入口を別々 に設けてもよい。 また、 本実施例では、 投入口 2 2は、 紙幣を立てた状態で投入で きるよう に配置されている。 これによ り、 放 機 2 0の模 幅を薄くすることに寄与している。
貸出スィ ッチ 2 3は、 遊技媒体の貸 ¾しに費やす貸 ¾金 額を指定するスィ ッチであリ、 この場合、 あちかじめ定め た金額を表おす数字、 1 0 0 、 5 0 0 、 1 0 0 0等に対応 する複数の押しボタ ンを有している。 この数字は、 百丹用 と、 五百円用と、 千円用等の通貨の額に対応している。 な お、 この貧迅スィ ッチ 2 3は、 1種類の押しボタ ン、 例え ば、 1 0 0 Q用の押しボタ ン一つで構成されていてもよい。
遊技機本体 3 0は、 その正面 3 0 a に、 ゲームを行なう ための領域である盤面 3 1 と、 遊技媒体の受け皿 3 2 と、 遊技媒体を遊技機に投入する操作を行なうためのハンドル 3 3 と、 受け皿 3 2 に払い出されていない持遊技媒体数を 表示する個数表示部 3 4 と、 遊技媒体を受け皿 3 2に補給 する こ と を指示するための補給スィ ッチ 3 5 と、 遊技の終 了に当 り精算を指示するための精算スィ ッチ 3 6 と、 当該 遊技機の動作を停止させたこ と を示す打止表示ランプ 3 7 と を有する。 この遊技機本体 3 0は、 受け皿 3 2内の遊技 媒体が本体内に投入されるこ と によ り、 ゲームを実行し、 遊技において、 一定条件を満たすと、 遊技客に対し黉を与 える。 これを入黉いう。 入紫があると、 遊技機本体 3 0は. 入紫信号を制御部 S 0に出力する。
盤面 3 1 は、 遊技媒体によるゲームの状態が見えるよう になっている。 受け皿 3 2は、 盤面 3 1 に打込むための遊 技媒体を貯えるものである。 この受け皿 3 2 には、 この受 け皿 3 2内の遊技媒体数を検出する遊技媒体検 手段 3 8
(遊技媒体検出手段) と、 制御部 6 0の指令を受けて受け 皿 3 2内の遊技媒体を指定された量だけ計数して内部に取 込む取込機 3 9 (図 1 に示す) とが設け られている。 なお. この取込機 3 9は、 前記遊技媒体検出手段 3 8め検出によ らず、 受け皿 3 2 からオーバーフ ローしたものを 自動的に 内部に取込む構成のものでもよい。
ハンドル 3 3は、 操作によ り受け皿 3 2内の遊技媒体を 盤面 3 1 に打込むものである。 個数表示部 3 4は、 制御部 β 0からの信号によ リ受け皿 3 2に私い出されていない持 遊技媒体数 (すなおち、 受け服 3 2 に補給可能な遊技媒体 の假数) を表示するものである。 補耠スィ ッチ 3 5は、 遊 技媒体を受け皿 3 2に補給する指令を制御部 6 0に与える ためのスィッチである。 打止表示ランプ 3 7は、 打止にな つたことを点灯して知らせるものである。
払出機 5 0は、 制御部 6 0の指令を受けて、 内部に貯留 された記録媒体 4 0に残金と遊技媒体の残衡数等を印字す るとともに、 これら情報を磁気データ と して記録部 4 1又 は 4 3, 4 4 に登録するものである。 なお、 この払 ¾機 5 0は前記情報をバーコードと して印字するものでもよい。 制御部 6 0は、 例えば、 コンピュータシステムによ リ構 成される。 コンピュータシステムのハードウェア構戒は、 図示していないが、 一般的な構成である、 中央処理ュニッ ト (C P U ) 、 メモリ 、 イ ンタ フェース等を有するものが 用いられる。 メモリ には、 C P Uの動作プログラム、 デー タ等が榕鈉される。 C P Uがこのプ□グラムを実行するこ とによ り、 各種機能を実現する。 その C P Uによ リ実現さ れる機能的構成要素と しては、 残金を管理する手段 6 0 a と、 貸出制御手段 6 2 と、 赏出制御手段 6 3 と、 貸^金額 判靳手段 6 4 と、 自動取込み制御手段 7 と、 個数記億手 段 6 8 と、 個数加算手段 6 9 と、 個数書替手段 7 0 (加算
個数書替丰段, 減算個数書替丰段) と、 補給制御手段 7 1 と、 自動補給制御手段 7 2 と、 個数減算手段 7 3 と、 精算 制御手段 7 4 と、 精算データ送信手段 7 5 と、 払 制御手 段 7 6 と がある。
残金を管理する丰段 6 0 a は、 残金を管理する残金記憶 手段 6 1 と、 金額減算手段 6 5 と、 金額書替手段 6 6 と を 有し、 判別機にょ リ判別された投入金額から、 貸し され た金額を減算して残額を求めて、 この金額を管理する。
残金記憶手段 6 1 は、 判別機 2 6 によ り判別された投入 金額を初期値と して記憶するメモリでぁ リ、 貸出制御手段 6 2は、 この残金記憶手段 6 1 に記憶された金額の範囲内 において、 貸出金額分の遊技媒体放出を放出機 2 0に指令 するものであり、 黉出制御手段 6 3 は、 入黉によ リ遊技機 本体 3 0 から出力される赏出信号を受けてこの赏出信号に 応じた量の遊技媒体放出を放出機 2 0 に指令するものであ る。
本実施例では、 残金が 0 になってから、 次の紙幣を投入 する構成となっている。 しかし、 残金が 0にならないうち に、 さ らに紙幣を投入するこ と を可能とするこ ともできる , この場合に 4ま、 判別機 2 6 からの金額を残金記億手段 6 1 の金額に加算して、 この和を残金記憶手段 6 1 に書き込む 構成とすればよい。
貸出金額判斬手段 6 4 は、 判別機 2 6 によ り投入金種が 高額紙幣 (例えば 5千円札あるいは 1 万円札) でないと判
別された場合には、 投入金額の全部が貸出金額であると判 斬し、 判別機 2 6 によ リ投入金種が高額紙幣である と判別 された場合には、 貸出スィ ッチ 2 3によ 指定された金額 が貸出金額であると判靳するものである。
金額減算手段 6 5は、 貧出制御手段 6 2によ ¾遊技媒体 放 ¾が指令された貧 金額を残金記憶手段 6 1 に記憶され た金額から減算するものである。 金額書替手段 は、 残 金記憶手段 6 1 の金額を金額減算手段 6 5の演算結果に書 替えるものである。
自動琅込み制御手段 6 7は、 遊技媒体検出手段 3 8によ 受け皿 3 2の遊技媒体の量が所定上服値を越えたと判新 された場合には、 越える分量の遊技媒体の取込みを取込機
3 9 に指令するものである。
假数記憶手段 6 8は、 受け皿 3 2 にない遊技媒体の持数 を記億するものである。 個数加算手段 6 9は、 取込機 3 9 によ リ取込まれた遊技媒体の偶数を偶数記憶手段 6 &の個 数に加算するものである。 個数書替手段 7 0は、 假数記億 手段 6 8の金額を偶数加算手段 6 9 あるいは偶数減算手段
7 3の演算結果に睿替えるものである。
補給制御手段 7 1 は、 補給スィ ッチ 3 5が操作されると、 個数記億手段 6 8の個数の範囲内であることを判断したう えで、 補給スィ ツチ 3 5 によ リ指定された所定量の遊技媒 体の放出を放出機 2 0に指令するものである。
自動補給制御手段 7 2は、 遊技媒体検出手段 3 8 によ リ
受け皿 3 2内の遊技媒体の量が所定下跟値よ りも低下した と判断された場合に、 個数記憶手段 6 8の個数の範囲内に おいて、 低下した分量の遊技媒体放出を放出機 2 0に指令 するものである。
なお、 遊技媒体を補給する手段と しては、 このよ う に受 け皿に供給する方式のみならず、 各種の方式を採用する こ とができる。 すなわち、 遊技媒体を遊技装置内部で自動供 給したり、 電気的に遊技を進行できるよ うに制御する方式 でちよい。
個数減算手段 7 3は、 補給制御手段 7 1 あるいは自動補 給制御手段 7 2の指令によ り放出された遊技媒体の個数を 個数記憶手段 6 8の個数から減算するものである。
精算制御手段 7 4は、 精算スィ ッチ 2 5又は 3 β が操作 されると、 受け皿 3 2内の全遊技媒体の取込みを取込機 3 9 に指令するもので、 精算データ送信手段 7 5は、 精算制 御手段 7 4 の指令による前記遊技媒体の取込みが終了する と (すなわち、 個数加算丰段 6 9 によるカウン トが数秒以 上行なわれな く なると) 、 残金記憶手段 6 1 の記憶金額と 個数記憶手段 6 8の記憶個数とを読出して、 これらデータ をそれぞれ残金データ及び残偶数データ と して払 機 5 0 に送信するものである。
払出制御手段 7 6は、 精算データ送信手段 7 5 によ るデ ータの送信が終了した後、 払出機 5 0 に、 記録媒体 4 0 Α のデータ の書込み及び払出しを指令し、 記録媒体 4 0 が払
ぃ迅された後、 数秒後に、 金額書替手段 6 6又は個数書替 手段 7 0に信号を送って、 残金記億手段 6 1 と個数記憶手 段 6 Sの内容をリセッ 卜して、 残金表示部 2 4及び個数表 示部 3 4の表示をゼロにするものである。 ただし、 この払 迅制御手段 7 6は、 残金記憶手段 β 1の記億金額と個数記 億手段 6 8の記億偶数とが兩者ともゼロのときには、 記録 媒体 4 0の払い出しを指令せず、 表示ランプ 2 1 を点滅あ るいは点灯させて遊技の終了を表示する。
なお、 以上遊技装置 1 0の構成を説明したが、 この遊技 装置 1 0 と、 記録媒体 4 0の残金データあるいは残偶数デ —タ を読取 、 残金を返却すると ともに、 残個数に応じて 景品を払い す景品交換機 (図示喀) とを組み合おせれば、 本発明の遊技システムの一実施例が構成される。 この景品 交換機の方式については後述する。
次に、 作用を説明する。
上記遊技装置 1 0において、 投入口 2 2 に現金が投入さ れると、 判別機 2 6がこの現金 金種及び金額を判別し、 その金額が初期儘と して残金記憶手段 6 1 に記億される。 貸出金額判新手段 6 4は、 剁別機の判别結果に基づいて、 投入金種が高額紙幣でないときには投入金額の全部が貸出 金額であると判断し、 投入金種が高額紙幣である ときには 貸 ¾スィッチによ 指定された金額が貸出金額であると判 断する。
そして、 貸 ¾制御手段 6 2 が、 残金記億手段 6 1 に記憶
された金額の範囲内である こと を判新した上で、 貸出金額 判断手段 6 4 によ り判断された貸 金額の放出を放出機 2 0に指令し、 放出機 2 0 がその量だけ受け皿 3 2へ遊技媒 体を放出する。
すなわち、 投入された現金が 5千円札等の高額紙幣であ る ときには、 貸出スィ ッチ 2 3め操作が待たれて、 この操 作で指示された金額分の遊技媒体が放出され、 投入された 現金が顿貨等であれば、 貸 スィ ッチ 2 3の操作にかかわ らず、 投入された金額分の遊技媒体が自動放出される。 そして、 受け皿 3 2内の遊技媒体を使用して遊技が行な われ、 入赏によ り遊技機本体 3 0から赏出信号が出力され る と、 黉出制御手段 6 3 がこ 紫出信号 応じた量の遊技 媒体の放出を放出機 2 0 に指令し、 放出機 2 0によ り受け 皿 3 2にこの量の遊技媒体が放出される。
貸出制御丰段 6 2 によ り遊技媒体の放出が指令されたと きには、 金額滅算手段 S 5 が貸 制御手段 6 2 によ 指令 された貸出金額を残金記憶手段 6 1 に記憶された金額から 滅算し、 金額書替丰段 が残金記憶手段 6 1め金額をこ の金額減算手段の演算結果に書替え、 残金表示部 2 4 には この書替えられた金額が表示される。
そ して、 遊技の途中で賞出が続き、 受け皿 3 2 内の遊技 媒体の量が所定上跟値を越え、 遊技媒体検出手段 3 θ がこ れを検 すると、 越える分量の遊技媒体の取込みが自動琅 込み制御手段 6 7 によ り指令され、 取込機 3 9 がこ 越え
る分量の遊技媒体を計量して装置内部に取込む。 この取込 機 3 9 によ リ敢込まれた遊技媒佑の個数は、 取込まれる度 に假数加算手段 9 によ y加算されて假数記憶丰段 6 8に 登録される。
また、 遊技の途中で補給スィ ッチ 3 5が操作されると、 捕給制御手段 7 1 が個数記億手段 S Sの個教の範西内で指 定された所定量の遊技媒体の放 ¾を放 ¾機 2 0に指令し、 この所定量の遊技媒体が受け皿 3 2に放 ¾される。
また、 補給スィ ッチ 3 5が操作されなくても、 受け皿 3
2内の遊技媒体の量が所定下限値よ yも低下すると、 これ が遊技媒体検 手段 3 8によ 検知され、 取込んでいる遊 技媒体の持数がある限 ¾、 诌動補給制御手段 7 2によ 遊 技媒体が自動補給される。
そして、 このよう に持遊技媒体の放^が行なわれると、 俪数滅算丰段 7 3 が補給制御手段 7 1あるいは^動補給制 御手段 7 2の指令によ リ放出された遊技媒体の偶数を個数 記億手段 6 Bの個数から減算し、 個数書替手段 7 0 がこの 偶数減算手段 7 3の演算結果に儸数記億手段 6 &の内容を 書替え、 個数表示部 3 4がこの餾数記憶手段 8の個数
(すなわち受け皿に放出されていない最新の遊技媒体の持 数) を表示する。
遊技の終了にあたり、 遊技者が精算スィ ッチ 2 5または 3 6を操作する と、 精算制御手段 7 4が受け皿 3 2杓の全 遊技媒体の取込みを琅込機 3 9に指令する。 この精算制街
手段 7 4の指令による全遊技媒体の取込みが終了すると、 精算データ送信手段 7 5が、 残金記憶手段 6 1 の記憶金額 と個数記憶手段 6 8の記憶個数と を読出して、 これらデ一 タ をそれぞれ残金データ及び残個数データ と して払出機 5 0 に送信する。
つぎに、 この精算データ送信手段 7 5によるデータ の送 信が終了する と、 払出制御手段 7 β が、 払出機 5 0 に、 払 出指令と共に、 残金データ と残個数データ と を送る。 これ を受けて、 払出機 5 0は、 内部に貯留しているカード状の 記録媒体 4 0 に、 送信された残金データ と残個数データ と を所定の形態で書込んで、 払い ¾す。 なお、 残金記憶手段 6 1 の記憶金額と個数記憶手段 6 8の記憶個数と が両者と もゼロのと きには、 払出制御丰段 7 6の制御によ り、 記録 媒体 4 0は払い出されず、 表示ランプ 2 1 が点滅等して遊 技の終了が表示される。
そ して、 遊技者が、 払い出された記録媒体 4 0 を景品交 換機のと ころに持ってゆき、 この記録媒体 4 0 データ を 入力して所定の操作をすれば、 景品及び残金が払い出され る。
このよ う に、 上記遊技装置及び遊技システムによ る と、 直接現金を投入し、 貸出スィ ッチ 2 3 を操作すれば、 残金 を確認しつつ、 所望の金額の範囲で遊技が開始でき、 プリ ペイ ドカードを購入する手間や、 遊技媒体を遊技媒体貸出 機から受けて遊技機の遊技媒体 卜 レーに移す等の手間がか
からなくなる。 しかも、 投入された現金が粳貨等の小額で、 貧出金額の設定を行なう までもない場合には、 貧出スイ ツ チ 3 5の凝作も不要となる。
また、 遊技の途中で貧出によ り多量の遊技媒体が次々 と 受け孤 3 2に放 ffiされても、 受け皿 3 2 から溢れてこ 4ま'れ ることはなく 自動的に取込まれるので、 溢れそうな遊技媒 体を遊技者が遊技の途中で取 出すといつた手檷は不要と なる。
また、 遊技を進めるうちに黉岀が少なくなリ受け皿 3 2 め遊技媒体が残リ少なくなつたと きには、 遊技者は補給ス イッチ 3 5 を操作することで、 それまでに取込んでいた分 量の範囲で、 遊技媒体を苒度受け皿 3 2に放迅させ、 特数 を確認しつつ、 遊技を続行することができる。 また、 この ような操作をしなくても、 遊技を単に続行すれば、 貸 ¾金 額及び赏¾された分量の遊技媒体を使いきるまで遊技を楽 しむこともできる。
また、 遊技終了に際しては、 精算スィ ッチ 2 5又は精算 スィッチ 3 6の操作さえすれば、 诌動购に残金及び遊技媒 体の残個数の情報が登録された記録媒体 4 0 が払い され るので、 遊技媒体を受け皿 3 2 から取 ffiして計数機に入れ る等の手間がなくなる。
そして、 この記録媒体 4 0があれば、 表面に印字された 数字あるいは文字によ リ遊技場 店員あるいは遊技者がこ れらデ一タ を一見して確認できると ともに、 このデータ の
景品交換機 ( P O S端末) への入力が磁気力一 ド リ 一ダ又 はバー コ ー ド リーダによ り容易に行なえるよう になる。
また、 記録媒体 4 0は、 感熱タ ィプのレシー トであって もよい。
また、 景品交換あるいは残金の返却は景品交換機によ り 自動的に行なわれるので、 遊技場の店員が遊技者の指示を 受けて遊技者の望む景品を取出し これを払い出す等の作業 も不要となる。
なお、 上記景品交換機は、 景品の払出し及び残金の返却 等の精算処理を次のよ うな手順で行なう構成とすればよい
すなわち、 景品交換機は、 まず、 遊技者 (客) 又は店員 によ り禅入された記録媒体 (カード) のデータを読取る。 月 日等が違っている場合は、 アラーム表示、 あるいは電子 音等によ リ Γ 5付が違います」 等のメ ッセージを 力する と ともにカー ドを自動返却する。
つぎに、 読取られたデータ に基づいて、 残金の返却を行 なう。 残金返却は、 残金返却部にセッ トされた残金用紙幣 ( 1千円札) を自動計算し、 払 口に出して、 店員が確認 して客に手渡すか、 直接客が受取るよ うにする。
次に、 獲得遊技媒体数に応じて景品交換処理を行ない、 遊技媒体数がゼロ になった時点で、 払出作業を終了させる , 遊技媒体数に残数が生じたときには、 残数分に相当する小 物景品を払い出した り、 または、 残数を切 リ捨てるこ と に
よ y処理する。 また、 次のような方式によリ処理すること もできる。 。
例えば、 残数分をカー ドに記入して客に渡す。 客は、 こ の残数カードを何枚か溜めて、 一定数量にして、 景品と交 换する σ この場合、 一人のお客に対する残数カー ドは一枚 と し、 景品交換時に残数カード'を出していも らい、 一度景 品数を加算し苒度残数をその残数カードに記録して客に渡 すという方式もある。
あるいは、 残数カードの代りに、 会員証と してのカード を発行し、 残数は、 会具番号と ともにホールのコ ンビユー タに記憶させておく 。 又は、 残遊技媒体数という形ではな く、 点数表示方式とし、 ある一定の点数がたまるとまとま つた景品と交換できる方式でもよい
また、 上記実施例においては、 貸出, 補給あるいは賞出 等の場合に、 必ず一旦は受け皿に故岀するようにしている が、 このような方式に限もない。 たとえば、 受け皿の遊技 媒体が所定数以上になったら (オーバーフ ローしたら) 、 遊技媒体を実際に放出したり取込んだ する ことはやめて、 例えば赏出等あったときには、 あたかも遊技媒体が黉 ¾さ れたかのように、 内部データ (個数記憶手段のデータ) あ るいは表示 (偶数表示部の表示) をカウン 卜アップするよ う にしてもよい。
このようにすれば、 遊技媒体の放出音によるダイナミ ツ クな演 効果はなく なるが、 余分な遊技媒体の移動を無く
すこ とができるという利点がある D なお、 このための遊技 媒体の補給の方式については、 特願平 1 一 2 2 0 9 3 8号 によ リ出願人が提案した技術思想を利用する こ と ができる。