WO2002033526A1 - Ordinateur portable - Google Patents

Description

明 細 書

携帯用コンピュータ 技術分野

本発明は、 裏面に液晶表示部を備えた蓋体がコンピュータコンピュータ本体に 対して折り畳みできるようにした携帯用コンピュータに関するものである。 背景技術

近年、 携帯用コンピュータは携帯性の向上のために小型化が進んでいる。 その 反面、 性能の増加と共にイン夕一ネットゃ各種情報の出力端末としての機能が追 加されて大容量の情報の表示が可能な液晶表示部が要求されるようになった。 そこで本発明は、 従来の形態と同じように使用することができるものでありな がら、 大容量の情報の表示が必要な場合はコンピュー夕本体に収納された第 2の 液晶表示部を取り出して従前の液晶表示部と共に大領域の表示部を形成できるよ うにした携帯用コンピュータを提供することを主たる目的とするものである。 発明の開示

上記目的を達成する為に本発明では次のような技術的手段を講じた。 即ち、 本 発明にかかる携帯用コンピュータにあっては、 裏面に液晶表示部 2を備えた蓋体 3がコンピュータ本体 1にヒンジ部 4を介して折り畳みできるように形成された 携帯用コンピュータにおいて、 前記コンピュータ本体 1内に第 2の液晶表示部 5 が収納され、 必要時にコンピュー夕本体 1の側面から引き出して使用できるよう に形成した。

前記第 2の液晶表示部 5は、 コンピュータ本体 1から完全に分離できるように し、 前記コンビユー夕本体の液晶表示部 2と同一平面となるように該液晶表示部 2の側縁部、 例えば図 2に示すように上端縁にァリ溝等の連結手段 9を介して着 脱可能に連結できるように形成するのがよい。 これによりコンビユー夕本体の液 晶表示部 2と第 2の液晶表示部 5とが一枚の大型液晶表示画面として使用するこ とができる。 また、 前記第 2の液晶表示部 5は、 図 3並びに図 4に示すように、 コンビユー 夕本体 1の側面に引き出し可能に設けられた引出しトレー 6に前記ヒンジ部 4と 軸方向を同じくしたヒンジ 7を介して起伏自在に装着させてもよい。 図面の簡単な説明

図 1は本発明に係る携帯用コンピュータの第 1実施例を示す斜視図。

図 2は上記携帯用コンピュー夕の使用例を示す斜視図。

図 3は本発明に係る携帯用コンピュータの別の実施例を示す斜視図。

図 4は上記図 3で示した携帯用コンビユー夕の使用例を示す斜視図。 発明の詳細な説明

以下、 本発明の構成を図に示した実施例に基ずき説明する。 図 1及び図 2は本 発明の第 1の実施例を示すもので、 符号 1はコンビュ一夕本体を示す。 コンビュ 一夕本体 1にはヒンジ部 4を介して蓋体 3がコンピュータ本体の上面に重なるよ うに折り畳むことができるように設けられており、 蓋体 3の裏面には液晶表示部 2が設けられている。 また該コンピュータ本体 1の上面には従来のコンピュー夕 2と同じよう各種操作ボタン 8…等が設けられている。

前記コンピュータ本体 1内に第 2の液晶表示部 5が収納され、 必要時にコンピ ュ一夕本体 1の側面から引き出して使用できるように形成されている。 即ち本実 施例では、 前記第 2の液晶表示部 5は、 コンピュータ本体 1から完全に分離でき るように構成され、 前記コンピュータ本体 1の液晶表示部 2と同一平面となるよ うに該液晶表示部 2の上端縁にァリ溝等の連結手段 9を介して着脱可能に連結で きるように形成されている。 この液晶表示部 2 , 5を連結することによって一枚 の大型液晶表示画面を構成する。 尚、 図 2において符号 1 0はコンピュータ本体 1と第 2の液晶表示部 5とを電気的に連結するリンクケーブルを示す。 また前記 第 2の液晶表示部 5はコンピュータ本体 1に設けたェジェクトボタン 1 1を押す ことによって機械的に引き出されるようにするのが好ましいが、 手で出し入れす るようにしてもよい。

上記の構成では、 ヮ一プロ等の小容量のデ一夕一表示の際は図 1に示すように コンピュータ本体の液晶表示部 2のみで従来の形態のまま使用することができる と共に、 大容量の情報の表示が必要な場合は図 2のように第 2の液晶表示部 5を コンピュータ本体 1から引き抜いてコンピュータ本体 1の液晶表示部 2に連結す ることにより液晶表示部 2 , 5がー枚の大型液晶表示部として使用することがで きるものである。

図 3並びに図 4は本発明の別の実施例を示すものであって、 この実施例では、 第 2の液晶表示部 5はコンビュ一夕本体 1の側面に引き出し可能に設けられた引 出しトレ一 6に装着されている。 この第 2の液晶表示部 5は引出しトレー 6に対 して前記ヒンジ部 4と軸方向を同じくしたヒンジ 7を介して起伏自在に取り付け られており、 図 4に示す如く引出しトレ一 6を引き出したときにコンピュータ本 体 1の液晶表示部 2と同じ角度に立ち上げることができるように構成されてい る。 従ってこの実施例においても先の実施例とおなじように、 ヮ一プロ等の小容 量のデ一夕一表示の際は図 3のようにコンピュー夕本体の液晶表示部 2のみで従 来の形態のまま使用することができると共に、 大容量の情報の表示が必要な場合 は図 4のように第 2の液晶表示部 5を立ち上げて液晶表示部 2と共に大領域の液 晶表示部として使用することができるものである。 尚、 この実施例においても前 記'第 2の液晶表示部 5を備えた引出しトレ一 6をコンピュータ本体 1に設けたェ ジェクトボタン 1 1を押すことによって機械的に引き出されるようにするのが好 ましいが、 手で出し入れするようにしてもよい。

以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、 本発明は必; fしも これらの実施例構造のみに限定されるものでない。 例えば図 1並びにず 2で示し た実施例において、 コンビユー夕本体の液晶表示部 2と第 2の液晶表示部 5の連 結手段をァリ溝によって行ったが、 その他の手段、 例えば連結金具等の手段によ つて行うようにしてもよい。 又、 コンピュータ本体の液晶表示部 2の左右何れか の側縁部に第 2の液晶表示部 5を連結するようにすることも可能である。 その他 本発明ではその構成要件を備え、 かつ本発明の目的を達成し、 下記の効果を奏す る範囲内において適宜改変して実施できるものである。 発明の効果 以上詳述したごとく本発明によれば、 ワープロ等の小容量のデ一夕一表示の際 はコンビユー夕本体の液晶表示部のみで従来と同じように使用することができる と共に、 大容量の情報の表示が必要な場合は第 2の液晶表示部を引き出してコン ピュー夕本体の液晶表示部と共に大領域の液晶表示部として使用することがで き、 これにより大容量の文字や図形を同時に出力表示させることができるといつ た効果がある。

Claims

請求の範囲

1 . 裏面に液晶表示部 2を備えた蓋体 3がコンピュータ本体 1にヒンジ部 4を 介して折り畳みできるように形成された携帯用コンピュータにおいて、 前記コン ピュー夕コンピュ一夕本体 1内に第 2の液晶表示部 5が収納され、 必要時にコン ピュー夕本体 1の側面から引き出して使用できるように形成されている携帯用コ ンピュー夕。

2 . 前記第 2の液晶表示部 5がコンピュータ本体 1から分離して前記コンビュ 一夕本体の液晶表示部 2と同一平面となるように該液晶表示部 2の側縁部に着脱 可能に連結できるように形成されている特許請求の範囲 1に記載の携帯用コンピ ュ一夕。

3 . 前記第 2の液晶表示部 5がコンピュー夕本体 1の側面に引き出し可能に設 けられた引出しトレ一6に前記ヒンジ部 4と軸方向を同じくしたヒンジ 7を介し て起伏自在に設けられている特許請求の範囲 1に記載の携帯用コンビユー夕。 '