WO2005094752A1

WO2005094752A1 - 着用物品

Info

Publication number: WO2005094752A1
Application number: PCT/JP2005/006126
Authority: WO
Inventors: Toshifumi Otsubo
Original assignee: Uni-Charm Co., Ltd.
Priority date: 2004-03-31
Filing date: 2005-03-30
Publication date: 2005-10-13
Also published as: CN1937986B; KR100784778B1; CN1937986A; US20050222552A1; US7582077B2; TW200538091A; JP4949618B2; KR20070003957A; JP2005312907A; MY142305A; TWI272939B

Abstract

　前後側ウエスト域の互いの締結状態を確実に保持することが出来る着用物品の提供。　前後側ウエスト域３，４を有すシャーシ１と、シャーシの両側部をそれぞれ互いに締結するための手段２と、前後側ウエスト域の少なくとも一方が横方向へ弾性的に伸縮調節可能な手段とを含み、締結手段２は、その先端部が内側に向きかつその基端部が後側ウエスト域の両側部それぞれに固定されている扁平かつ剛性な締結パネル６Ａと、前側ウエスト域の両側部それぞれに位置し締結パネル６Ａが離脱可能に係合する係止部６Ｂとから構成されている着用物品。

Description

明細書

着用物品

技術分野

[0001] この発明は、排泄物を直接的又は間接的に受容するための着用物品に関する。さらに詳しくは、特に使い捨ての、おむつ、おむつカバー、トレユングパンツ、失禁パンッなどの着用物品を着用者の身体の適切な部位に保持するための固定ポイント締結手段を備える該物品に関する。

背景技術

[0002] 従来、物品の前後ウェスト域の両側部を互いに締結するための手段として、後側ゥェスト域の両側部外面にファスナと剥離可能に係合するターゲットテープとをそれぞれ配置したものが知られて！/、る（特許文献 1)。

[0003] また従来、物品の前後ウェスト域の両側部を互いに締結するための手段として、互いに係合する一対の固定ポイント締結ファスナを採択したものが知られている（特許文献 2)。このファスナは、後側ウェスト域の両側部に配置したほぼ V形を有する剛性部材と、前側ウェスト域の両側部に配置した、前記部材と相似形を有する剛性部材とからなり、これら部材は互ヽに係脱可能である。

特許文献 1 :特開昭 58— 203101号公報

特許文献 2：特公平 7— 90032号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] 特許文献 1に開示されたファスナにおいては、ファスナとターゲットテープとを互に係合させるものであるところ、その係合の際に位置決めを必要とする。したがって、その位置決めが適切になされな力つた場合、物品を着用者の身体の適切な部位に固定することができな力つたことに起因して物品がずれ下がってしまい、その結果、その脚開口力排泄物が漏れるという問題がある。また、物品の着用時や着用中にファスナとターゲットテープとの互いの締結部に一定以上の剪断力が作用すると、その締結が不用意に解かれてしまうという問題もある。 [0005] 特許文献 2に開示された固定ポイント締結ファスナにおいては、締結部位が固定されるから、特許文献 1におけるがごとき問題はない。し力しながら、互いに係合する一対のファスナはほぼ V字形を有していて着用時に嵩張るうえに、それらの屈曲部が着用者の身体を局所的に圧迫し、その圧迫力は着用者の胴回りを締め付ければそれだけ強くなり、着用者に違和感を与えることになる。

[0006] この発明者は、鋭意検討の結果、物品の着用時や着用中に、締結部に剪断力が強く作用すればするほど、その締結が確実に保持され、着用中に決して物品が着用位置力ずれ下がったり落下したりする虞のない固定ポイント締結手段を採択し、前記問題を解決したものである。

課題を解決するための手段

[0007] この発明に係る着用物品は、縦軸及びこれに交差する横軸と、内面及びこれに対向する外面と、ウェスト開口を画成する第 1及び第 2ウェスト域と、前記第 1及び第 2ゥエスト域間に延在しこれら域と協働して一対のレッダ開口を画成する股下域とを有するシャーシと、前記シャーシの両側部をそれぞれ互いに締結するための手段と、前記第 1及び第 2ウェスト域の少なくとも一方が前記横軸に沿う方向へ弾性的に伸縮調節可能な手段とを含む。

[0008] この発明に係る着用物品の特徴とするところは、前記締結するための手段が、前記横軸に沿う方向へ互いに離間する先端部及び基端部を有し、前記先端部が前記縦軸の側に向きかつ前記基端部が前記第 1ウェスト域の両側部それぞれに固定されて V、る扁平かつ剛性な締結パネルと、前記第 2ウェスト域の両側部それぞれに位置し前記締結パネルが離脱可能に係合する係止部とから構成されていることにある。発明の効果

[0009] この発明に係る着用物品によれば、ウェスト域の両側部を互いに締結するための手段が固定ポイントとしての締結パネルを含むから、その締結の際に位置決めをする必要がない。物品の着用中には、弾性的に伸縮調節可能な手段による第 1及び第 2ゥェスト域の自動的な締め付け下に、締結パネルが第 1ウェスト域の両側部それぞれによって着用者のウェストに弹性的に圧接され、そのため、その圧接は、締結パネルを含む第 1及び第 2ウェスト域の両側部に剪断力が強く加わるほど強くなる。しかも、締結パネルは所要の剛性を有し、第 1及び第 2ウェスト域の固定支持部として機能する。したがって、前記締結が確実に保持されるから、物品が着用中に不用意にずれ下がることに起因して排泄物の漏れが生ずることを未然に防止することができるとともに、物品が不用意に脱げてしまう虞がない。

この発明は、好ましい下記の実施態様を含む。

[0010] 前記締結パネルは、前記基端部が前記第 1ウェスト域の両側部それぞれの内面に固定され、前記基端部から前記横軸の方向へ延びて該両側部から外方へ突出する摘持タブを有することが好ましい。この態様によれば、第 1ウェスト域の両側部を不自然に屈曲させることなく第 1及び第 2ウェスト域の両側部の締結を整然となすことができるとともに、その締結及びその解除のための締結パネルの操作が容易である。

[0011] 前記第 1ウェスト域の両側部それぞれの側縁に沿って補強部を有することが好ましい。この態様によれば、物品着用時や着用中に締結パネルに比較的強い引張力が加わっても、締結パネルの基端部がその固定部力離脱したり、その固定部が破損したりすることがない。

[0012] 前記係止部は、前記第 2ウェスト域の両側部それぞれの外面におけるループゃスリットにより形成されていることが好ましい。この態様によれば、特別な部材を用いることなく係止部を容易に形成することができる。

[0013] 前記締結パネルは、前記先端部にフックを有することが好ましい。この態様によれば、締結パネルの係止部に対する係合が一層確実になる。

[0014] 前記締結パネルは、プラスチックス力形成され、前記物品の着用状態で着用者のウェスト曲面に沿って湾曲可能であることが好ましい。この態様によれば、所要な剛性を有する締結パネルを容易に採択することができ、し力も着用者に違和感を与えることがない。

[0015] 前記締結パネルのテーバー法による測定剛性値は 0. 09NZcm〜3NZcmであり、前記縦軸に沿う方向における前記締結パネルの寸法は 5〜50mm、前記横軸に沿う方向における前記締結パネルの寸法は 20〜60mmであることが好ましい。この態様によれば、着用者に不快な強い当接刺激を与えることがないとともに第 1及び第 2 ウェスト域の固定支持部として十分に機能し、物品の着用中に締結パネルが位置する第 1及び第 1ウェスト域の両側部及びその近傍に皺が生じることなく着用見栄えが良好となる。

[0016] 前記伸縮調節可能な手段として、前記第 1及び第 2ウェスト域の少なくとも一部に弾性伸縮性材料が用いられていることが好ましい。この態様によれば、その一方の構成材料として公知の弾性伸縮性不織布などを用いることができる。

[0017] 前記シャーシは、透液性内面シートと、不透液性外面シート及びこれらシート間に介在する吸液性コア力も構成されていることが好ましい。この態様によれば、この種の公知物品と同様におむつなどの吸収性物品を容易に提供することができる。

図面の簡単な説明

[0018] [図 1]第 1及び第 2ウェスト域の一側を閉鎖し他側を開放した使い捨ておむつの部分破断斜視図。

[図 2]展開状態で若干収縮させた前記おむつの内面斜視図。

[図 3]前記おむつの後側ウェスト域の部分平面図。

[図 4]図 1の 4 4線断面図。

[図 5]図 1の 5— 5線断面図。

[図 6]図 1の 6— 6線断面図。

[図 7]前記おむつの組み立て側面図。

[図 8]他の実施形態に係るおむつの図 1と同様な斜視図。

[図 9]図 8に示す実施形態のための、図 6と同様な断面図。

[図 10]さらに他の実施形態に係るおむつの斜視図。

[図 11]図 10に示す実施形態における締結部の断面図。

符号の説明

[0019] 1 シャーシ

2 締結手段

3 第 2 (前側)ウェスト域

4 第 1 (後側)ウェスト域

5 股下域

6A 締結パネル 6B 基端部

6B 係止部

8 内面シート

9 外面シート

10 コア

23 フック

24 紐状片 (ループ）

25 スジッ卜

発明を実施するための最良の形態

[0020] 図 1〜図 3において、この発明に係る一実施形態としてのいわゆるオープンタイプの使い捨ておむつを示す。おむつは、シャーシ 1と、締結手段 2とを含む。シャーシ 1 は、縦軸 Y及びこれに交差する横軸 Xと、内面 la及びこれに対向する外面 lbと、前側ウェスト域 3と、後側ウェスト域 4と、これらの間に延在する股下区域 5とを有する。締結手段 2は、後側ウェスト域 4の両側部の内面 laにそれぞれ配置された扁平かつ剛性な一対の締結パネル 6Aと、前側ウェスト域 3の両側部それぞれに配置された一対の係止部 6Bとを含む。締結パネル 6Aを係止部 6Bに離脱可能に係合することで、シャーシ 1がパンツ型に組み立てられ、その結果、ウェスト開口 7と、一対のレッダ開口 8と力画成される。

[0021] シャーシ 1は、不織布からなる透液性内面シート 9と、プラスチックフィルムからなる不透液性外面シート 10と、これら間に好ましくは、間欠的に塗布されたホットメルト接着剤（図示せず)を介して固定的に配置された、フラッフパルプを主材としてなる吸液性コア 11とを含む。ただし、シャーシ 1は、物品の用途によっては、例えば、物品がォムッカバーである場合には、吸収性コア 11が不要であり、図示の構成に限定されるものではない。シャーシ 1は、さらに弹性的に伸縮調節可能な手段として、後側ウェスト域 4において連接され、内外面シート 9, 10よりも引っ張り強度の高い弾性的収縮性を有し不織布力なる一対のシート部材 12と、これら間に連接された不織布力なるシート部材 13と、前側ウェスト域 3の外面シート 10の外面に接合され、同様に内外面シート 9, 10よりも引っ張り強度の高い不織布力もなる帯状部材 14とを含む。帯状部材 14は、前側ウェスト域 3のほぼ中央部の外面に固定された弹性的に伸縮可能な中間部材 14a及びその長さ方向両端部にそれぞれ連接し前記外面に固定されな！、両端部材 14bを含む。弾性的に収縮調節可能な手段を形成するには、図示してないが、例えば、弹性的に非伸縮可能な不織布に糸状又はリボン状の弾性部材を取り付けてあつてもよく、図示例に限定されない。

[0022] シャーシ 1は、レッダ開口 8を画成するサイドフラップ 15に沿って収縮可能に配置された複数の糸状弾性部材 16を備える。弾性部材 16は、サイドフラップ 15の内部にホットメルト接着剤（図示せず)を介して固定され、その伸長が解かれると収縮して、該部分にギャザーを形成する。

[0023] シャーシ 1は、さらにその長さ方向に並行して延在し液抵抗性不織布力なるノリャカフ 17を含む。ノリャカフ 17は、基縁部 17aにおいてコア 11の側縁近傍のサイドフラップ 15の上面にホットメルト接着剤又は溶着手段（図示せず)を介して固定され、基縁部 17aからの延長部 17bにお、てその長さ方向へ弹性ィ匕されて、る。この弹性ィ匕は、末縁部 17cに沿って弾性的に伸長下に配置された糸状の少なくとも一条の弾性部材 18によってなされている。

[0024] 図 4において、締結パネル 6Aは、身体対向面 19aと着衣対向面 19bとを有し、少なくとも身体対向面 19aが平滑であり、シャーシ 1の横軸に沿う方向へ離間する先端部 6aと、不織布力もなるカバー 20で被覆された基端部 6bとを有し、基端部 6bにおいて後側ウェスト域 4の両側縁に沿って一体に形成された不織布などの繊維材料力ゝらなる補強部 21とこれに固定された保持片 22を介して固定され、先端部 6aにおいて鉤状のフック 23が形成され、基端部 6bに連なって摘持タブ 26が形成されている。

[0025] 締結パネル 6Aは、アクリルなどのプラスチックス力形成され、テーバー法による測定剛性値は 0. 09NZcm〜3NZcmであり、シャーシ 1の縦軸に沿う方向における寸法は、 5〜50mmであり、横軸に沿う方向における寸法は 20〜60mmであることが、着用者のウェスト曲面に沿って湾曲可能となり、肌に不快な刺激を与えないとともに、物品の着用中の着用者の運動によって捻れなどの変形を生ずることなく前後ウェスト域 3, 4の固定支持部として機能させるうえで好ましい。なお、締結パネル 6Aとしては、プラスチックスにかえて、例えば、厚紙の表面を樹脂加工して所要の剛性を付与したものをち採択することができる。

[0026] 図 5にお、て、締結パネル 6Aが離脱可能に係合する係止部 6Bが、繊維材料からなり、前側ウェスト域 3の両側部それぞれの外面 lbにループを形成する紐状片 24によって形成されている。紐状片 24は、両端 24aと両側縁 24b, 24cとを有し、両端 24 aにお、て外面 lbの所定位置に固定されて、る。

[0027] 図 6及び図 7に示すように、物品は、締結パネル 6Aを、係止部 6Bを形成する紐状片 24の一側縁 24bの側から他側縁 24cを経て紐状片 24に通すことで組み立てられる。その際、着用者のウェスト回りのサイズによっては、フック 23が他側縁の側力も紐状片 24に係合することになる。通常、この組み立ては、物品が着用者の所定部位にあてがわれた状態でなされるところ、物品を組み立てた状態で着用することもできる。物品の着用状態では、前後側ウェスト域 3, 4がそれらの弾性収縮性に杭して伸長し緊張した状態にあって、後側ウェスト域の側部が締結パネル 6Aを着用者のウェスト側へ押圧する状態になる。この状態では、締結パネル 6Aが内側に位置する前側ゥエスト域 3の側部を介して着用者のウェストと外側に位置する後側ウェスト域 4の側部との間に比較的に強く挟圧されることになる。したがって、締結パネル 6Aが所定部位に確実に固定されるので、フック 23は必ずしも必要な要素ではない。また、この状態では、互いに重なり合う前後側ウェスト域 3, 4の各側部に剪断力が比較的に強く加わることになる。剪断力がさらに強く加わる場合には、それだけ前記圧接が強くなる。したがって、締結パネル 6Aを介する前後側ウェスト域 3, 4の互いの締結及びその位置固定が確実に保持されることになる。

[0028] 図 8及び図 9において、この発明の他の実施形態を示してある。この実施形態においては、前側ウェスト域 3の両側部の所定部位にスリット 25を形成することで、係止部 6Bが設けられている。締結パネル 6 Aをスリット 25に挿入することで、前後側ウェスト域 3, 4が互いに締結される。その他の物品の構成は、図 1〜図 7に示す前記実施形態と同様であり、また、図示から明らかなようなように、その作用もほぼ同様であるので、同等部分に参照符号を付してその説明は省略する。この実施形態においては、図示されていないが、必要に応じて、スリット 25の周辺域を補強するため、例えば、不織布などの繊維材料を一体に接合してもよ、。

[0029] 図 10及び図 11においては、さらに他の実施形態を示してある。この実施形態における締結パネル 60Aは、おむつの両側部それぞれに一対ずつ配置され、締結パネル 6Aのフック 23や係止部 6Bを有しない。締結パネル 60Aは、第 1端部 60aが後側ウェスト域 4の側部の内面に固定され、第 2端部 60bが前側ウェスト域 3の外面に固定されている。この実施形態においては、その他の構成は、図 1〜図 7に示す前記実施形態と同様であり、図示例から明らかなように、その作用もほぼ同様であるので、同等部分に参照符号を付してその説明を省略する。

[0030] 内面シート 9としては、繊維不織布のほか、多孔性プラスチックフィルムなど力外面シート 10としては、プラスチックフィルムのほ力透湿性プラスチックフィルム、これと繊維不織布とのラミネート、コア 11としては、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物など、それぞれ公知の使い捨ておむつに慣用されているものを採択することがでさる。

[0031] 弾性部材 16, 18としては、天然ゴム、合成ゴム、ウレタンフォームなど、これらもまたそれぞれ公知の使、捨ておむつに慣用されて、るものを採択することができる。

[0032] シート部材 12, 13、帯状部材 14の中間部材 14aとしては、公知の伸縮性不織布を採択することができる。帯状部材 14の両端部材 14bとしては、公知の弾性的に非伸縮性不織布を採択することができる。

Claims

請求の範囲

[1] 縦軸及びこれに交差する横軸と、内面及びこれに対向する外面と、ウェスト開口を画成する第 1及び第 2ウェスト域と、前記第 1及び第 2ウェスト域間に延在しこれら域と協働して一対のレッダ開口を画成する股下域とを有するシャーシと、前記シャーシの両側部をそれぞれ互いに締結するための手段と、前記第 1及び第 2ウェスト域の少なくとも一方が前記横軸に沿う方向へ弾性的に伸縮調節可能な手段とを含む着用物品にぉ、て、

前記締結するための手段が、前記横軸に沿う方向へ互いに離間する先端部及び基端部を有し、前記先端部が前記縦軸の側に向きかつ前記基端部が前記第 1ゥェスト域の両側部それぞれに固定されて、る扁平かつ剛性な締結パネルと、前記第 2 ウェスト域の両側部それぞれに位置し前記締結パネルが離脱可能に係合する係止部とから構成されている、

ことを特徴とする前記物品。

[2] 前記締結パネルは、前記基端部が前記第 1ウェスト域の両側部それぞれの内面に固定され、前記基端部から前記横軸の方向へ延びて該両側部から外方へ突出する摘持タブを有する請求項 1に記載の物品。

[3] 前記第 1ウェスト域の両側部それぞれの側縁に沿って補強部を有する請求項 1または 2記載の物品。

[4] 前記係止部は、前記第 2ウェスト域の両側部それぞれの外面におけるループにより形成されている請求項 1〜3のいずれかに記載の物品。

[5] 前記係止部は、前記第 2ウェスト域の両側部それぞれにおけるスリットにより形成されている請求項 1〜3のいずれかに記載の物品。

[6] 前記締結パネルは、前記先端部にフックが形成されている請求項 1〜5のいずれかに記載の物品。

[7] 前記締結パネルは、プラスチックスカも形成され、前記物品の着用状態で着用者のウェスト曲面に沿って湾曲可能である請求項 1〜6のいずれかに記載の物品。

[8] 前記締結パネルのテーバー法による測定剛性値は 0. 09NZcm〜3NZcmである請求項 1〜7のいずれかに記載の物品。

[9] 前記縦軸に沿う方向における前記締結パネルの寸法は 5〜50mm、前記横軸に沿う方向における前記締結パネルの寸法は 20〜60mmである請求項 1〜8のいずれかに記載の物品。

[10] 前記伸縮調節可能な手段として、前記第 1及び第 2ウェスト域の少なくとも一方に弾性伸縮性材料が用いられて、る請求項 1〜9の、ずれか〖こ記載の物品。

[11] 前記シャーシは、透液性内面シートと、不透液性外面シート及びこれらシート間に介在する吸液性コア力も構成されている請求項 1〜： LOのいずれかに記載の物品。

[12] 前記第 1ウェスト域は後側ウェスト域であり、前記第 2ウェスト域は前側ウェスト域である請求項 1〜11のいずれかに記載の物品。