散性 とその製 法、 散性 を用いた水性インク、
インクタンク、 インクジ ッ 置、 インクジ ッ 法、 インクジ ッ 録画像 術分野
本 、 分散性 とその製 法に関し、 更には、 散性 を用 た水性インクジ ッ インク、 インクジェッ 置、 インクジ ッ 法、 インタジ ッ 録画像に関する。
般的に、 インタジェッ 置に用いられるインクジ ッ イ ンタに要求される性能としては、 ) 上で、 みやかぶりのない
、 高濃度で 一な画像が得られること、 2) ノズル 端でのインタの による まりが発生せず、常に 、吐出 定性が良好であること、 (3 上においてインクの 着性がよいこと、 (4) られる画像の ( 、 過性や カ ) がよ こと、 5) 期保存 定性がよ こと、 等が挙げられる。 特に・ 年における印字 度の 速化に伴って、 コピ の に印字しても、 インクの 燥及び 着が速く、
な印字が得られるインタが要求されている。
かかる要求に対して、 より高い画像の 、 水性を実現できる水性イ ンタジ ッ インクの として、 本質的に水に不溶な 、 特に顔 料を用いたインクの 発が精力的に進められている。
えば、 カ ボンプラックの 面に親水 を直接 し は他の原子団を介 して結合させた自己分散 カ ボンブラックを として た水性 イ ンタが開示されている ( えば、 0 95360 )。
かし、 このような表面化学修飾 、 自己分散 料と呼ばれ、 水溶性 必要としないために良好なインクジ ッ 定性を示すが・ らの 討によれば、 脂を含まな ために の 紙 の 着力が 弱く、 特に高い印字 度にお て記録 上での 過性、 マ カ 性に劣 るという問題があった。 方、 顔料を樹脂で被覆する イクロカプセル 料の 発が進められてきている ( えば、 8 8 3 9 20
。 しかし、 この 合も、 充分な分散 定性を得るためには被覆している樹 脂の 水性を高める必要があり、 それによって 顔料 面から脱離しや すくなり、 保存 定性と分散 定性との ね合 が難し ことが、
らの 討により明らかになっている。
方、 顔料 面からの の 離を防ぐために、 性の い樹脂にて を修飾する手法の としては、 水系 合を用 る手法が検討されてい る。 2003 3 4 7 70 報には、 溶性 を含有する水系 粒子分散 において、 粒子分散 が水 溶性 を分散剤の で水系 に分散させた後に ノ を添加して重合したも のであり、 散剤が水 溶性 を分散した場合には分散 定性を示し、 、 散剤のみの ビニ ノ を重合した場合には生じる テック の 定性が しいことを特徴とする水系 粒子分散 が開 示されており、 溶性 合した場合に、 ビニ
生じたポリ に対する分散剤の がそれほど高くないために、 顔 料 面からの 散剤の が起こりにくく、 分散剤が吸着した顔料 面で重 合が進行したため 面が被覆された微粒子分散 を凝集することなく、 高い 率で得られる としており、 粒子分散 を用いることで、 分 散 定性、印字 性に優れ、 がなく、 金属 沢が少なく、 水性、 性、 過性に優れたインクジ ッ インタを得たとしている。 明の
しかしながら、 上記 3につ て らが 討したところ・ 特に普通 において 分な印字 度を得られず、 光沢 と普通 での 度において明らかな差異がみられた。 これは、 特許 3にお て 面からの 散剤の が起こりにくく、 分散剤が吸着した顔料 面で重合が 行したため に、 得られる水系 粒子分散 の 面には分散剤が吸着 しており、特に普通 上で分散剤が としてはたらくためと考えられる。 そこで、 らは、 分散剤を 製し 去することでこれを回避しようと したが、 分散 定性の しい低下がみられ、 目的が達成されなかった。 これ は、 散剤で ノマ のみを重合した場合には、 生じる テック の 定性が しい 件を満たす 散剤を用いて 面が被覆された微粒 子分散 を作製して るため、 被覆しているポリマ が顔料を分散 定化 できないことによると考えられる。
って、 充分に分散 定性が高く、 長期的に保存 定性に優れ、 記録 上では接着性に優れ、 られる記録 の 度が充分に高くなるよう 水性インクを得るためには、 面が高 度で充分に分散 定 化され その 面に 分が存在し、 分の 材からの 離がな い 溶性 が必要であると考えられるが、 そのような はいまだ知ら れて な 。
明の 、 これら 術の 題を解決し、 面が高 度で充分に水系 に分散 定化され、 その 面に 分が存在し、 分の 材からの 離がない分散性 材及びその 便な 法を 提供することにある。 更に、 明の別の目的は、 かかる優れた分散性 を用いることで、 特にインクの 着性が高く、 過性に優れる画像が得ら れる、 水性インクジ ッ インク、 インクタンク、 インクジ ッ
置 インクジェッ 法、 インクジ ッ 録画像を提供する ことにある。
らは、 討した結果、 上記の 題を解決する手段として、 本 質的に や高分子分散剤を必要とせずに高い分散 定性を保つこと ができ、 に対して 分な 着性や を有する新規な分散性 を見いだし、 散性 を用いることで、 インクジ ッ とし 十分な 定性や 定性を有し、 更に高い画像 位及び れた をもつ印字 を与える水性インクジ ッ インクが得られることを 知見して 明に至った。
、 、 、 より小さい 粒子 とを有する分散性 であって、 上記 と上記
とが していることを特徴とする分散性 である。
、 本 、 上記 散性 を得るための製 法であって、 溶性 の 散水溶液中にて、 アニオン は両性 ラジカル 合開始 を 用 てラジカル 合性モノ を水系 合することによって、 前記 と前記 粒子とを させる工程を有することを特徴 とする分散性 の 法である。
、 本 、 上記 散性 を得るための製 法であって、 溶性 の 散水溶液中にて、 カチオン いは両性 ラジカル 合開始 を 用 てラジカル 合性モノマ を水系 合することによって、 前記 と前記 粒子とを させる工程を有することを特徴 とする分散性 の 法である。
、 本 、 上記 散性 を含んでなることを特徴とする水性インク である。
、 本 、 上記 インクを含んでなることを特徴とするインクタン である。
、 、 上記 インクを用 て、 インクジ ッ 録画像を形成 することを特徴とするインクジ ッ 置である。
、 、 上記 インクを用 て インクジ ッ 置により 画像を形成することを特徴とするインクジ ッ 法である。
、 、 上記 インクを用 て、 インタジェッ 置により 成されることを特徴とするインクジ ッ 録画像である。
明によれば、 面が高 度で充分に分散 定化され、 そ の 面に 分が存在し、 分の 材からの 離がない分散性 材及びその 便な 法が提供される。 、 本 明によれば、 かかる優 れた分散性 を用いることで、 インタジ ッ として優れた定着 性を有する水性インタ、 インクを利用したインタタンク、 インタジ ッ 置、 インクジ ッ 法、 インクジ ッ 録画像が提供さ れる。
、 明の別の効果として、 記録 上での 乾性及び 過性に優れ たインクが提供される。 、 本 明の別の効果として、 光沢 記録 上で の に優れた画像を与える水性インク、 記録 上での かき性に優れた画像を与える水性インクがそれぞれ 供される。 明の 別の効果として 長期保存 定性に優れた水性インクが提供される。 面の 単な説明
は、 明による、 粒子を融 して る の 本的 造を示す である。
2 A 2 B 2 C 2 Dは、 明の 法における 表的な 程の模 である。
3は、 明の 法における 粒子の 材 の 程を示す である。
4は、 明の 粒子を、 する 側から 大した模式 である。
5は、 明の 粒子と色 して る 面を拡 大した模式 である。
6 A 6 Bは、 特許 に代表される、 有機 料に親水性 を直 接 飾した際の、 顔料 象の である。 明を実施するための 良の
下に、 明の 思われる実施の 態を挙げて、 明を具体的に 説明する。 、 明で用いる 散性 の 味するところは、 本質 的に や高分子分散剤を添加することなく 水性インク に分散 能であること、 、 自己分散性を有する を意味している。
明の の 、 、 よりも小さ
粒子とからなる分散性 であって、 、
粒子を融 して る点にある。 に、 明にかかる分散性 の を示した。 は であり、 2は 粒子である が、 の 面に 粒子2が して る状態を模 式的に示している。 明にかかる分散性 、 このように、
粒子を融 することで、 面に 粒子による電荷 が付与され、 この 果、 分散性 、 水性インク 体 分散 能な ものとなる。 、 同時に、 明にかかる分散性 、 面に て る微粒子を構成している樹脂 分の 在によって、 記録 体 与され た場合に、 優れた 着性を示す。 このとき、 分の 純な 着では なく、 明の 散性 を特徴 ける、 粒子と色 とが して る状態とすると、 粒子が 面 から脱離することがな ため、 明の 散性 、 例えば、 インクの うな分散 液とした場合にお て優れた長期保存 定性を示す。
ここで、 明における 粒子とは、 分が強
態にある樹脂 合体であり・ ましくはその 部に物理的 橋を多 く形成しており、 更に、 合体は、 な いはそれに近 形状の として安定な形態を有して るものである。 この
粒子についての 後述する。
明でいう 面と 粒子との 状態では、 面と 粒子との い相互 用によりなっており、 更に、 粒子の 状が であるので、 面積の 2 5 上、 好ましくは3 5 上が と接することになる。 そして、 このような 状態は、 次のような状態となることで 成されているものと考えられる。 、 明における とは、 上記のように 粒 子が十分に、 強固に接していることを表し、 粒子と が 面で け合って る必要はない。
4に、 粒子の との 面を拡大した模式 を 示した。 ・ との 面において、 粒子2は、 ノ ニット 成で構成されるポリマ が絡み合って 成されて る 9 9 2で示した 。 このとき、 ポリ は局所 に様 構造をとっており、 その エネルギー 態には分布が生じている。
、 化学 造及び 面構造から生じる表面 ネルギ と ポリ の化 造及び 面構造から生じる表面 ネルギ とが、 局所 によく 致する点に おいて、 2つの 強固に結合することとなる。 更に、 つの
粒子が と接する 面にお て、 4の 0に示されるよう な、 表面 ネルギ が に一致する点は複数あり、 この 数個所の 固 な相互 用によって、 明における 状態は成り立って ると予想され る。
特に、 粒子2の 、 構成するポリ ー間に強 相互 用が働いており、 場合によっては、 構成するポリ ーは互いに絡ま
りあって物理 橋を形成して るため、 粒子が多く の 水性 を有する場合であっても、 した 粒子 が 材から脱離したり、 粒子から親水性 を有する 樹脂 分が溶出し続けたりすることがない。 これに対し、 特許 2に記載 されて る、 を樹脂を用いてカプセル する方法においては、 例えば、 親水性の 樹脂は と強く結合できないために 材から脱離し易 、 結果として、 カプセル することで 成されていた長期保存 定性が充 分に得られなくなる場合がある。
、 本 明の 散性 にお て、 粒子と が していることによるメリットとして、 粒子の な 態によ って分散性 としての 面積を増大でき、 その くの 分に
粒子が表面に有する電荷を分布させることができる点が挙げ られる。 このように、 分散性 が高い 面積を有することによって、 粒子の する電荷を極めて高い 率で分散性 の 面 とすることができる。 、 明にかかる分散性 の 、 よ り多くの 荷を、より 率的に分散性 の 面に配する形態であり 4 、特許 2に代表されるような を樹脂で被覆してカプセル す る形態に比して、 分の ミン価がより小さい場合にお ても、 高い分散 定性を付与できる。
更に、 が有機 料である場合において、 特許 載の 術のよう に、 親水性 による直接 学修飾を行うと、 本来 に不溶となって結晶 し ている 子が、 親水 2の 合によって 溶化されて顔料 から け出す、 いわゆる が起こり、 色調が著しく変化するという問 題が生じる 6 A 6 )。 これに対し、 明にかかる、 を有機 料とした分散性 の 、 前述したように、 した状態にお いて 粒子の 数の ランダムに分布して
るために、 粒子 は、 顔料 のいくつかの 子にまたがって する 5 。 って、 従来の 術で生じて た に顔料 子が親水化されることによる は・ 明にお ては起こることはない。 明において、 有機 料を として いる 合にお ては、 粒子の きさを、 顔料 子よりは小 さく、 子よりは大き 範囲に制御することによって、 顔料の 造を壊さずに、 高 分散性を付与した有機 料の 散性 を得ることが できる。
明における、 粒子を して る 態の 散性 であることは、 簡易 には次のような 段階の 離を伴う 手法で確認することができる。 、 第 の 離にて、 確認する 、 イ ンク又は水分散 に含まれるその他の水溶性 溶性 分も含む) とを分離し、 次に、 第二の 離にて、 第 の 離における に含まれ る と水 溶性 分とを分離する。 更に、 第三の 離にて、 弱く されて る樹脂 分と、 粒子を融 している分散性 とを分離し、 第三の 離の 澄みに含まれる樹脂 分の 二の 離の と第三の 離の との 行うことによって、
粒子との を確認する。
体的には、 例えば、 次のような条件で確認できる。 が分散して る インク又は水分散 20 をとり、 量が約 度となるよう に調整し、 遠心 置にて、
000 転、 60分の条件で第一の 離を行う。 離したうちの、 を含んで る下層の 、 の ほ 3 量の に再分散し、 続 て、 80 000 転、 90分の条件に て第二の 離を行う。 を含んでいる下層の 3 量の に再分 したものを、再び80 000 転、 90分の条件にて第三の 離を行 、 を含んで る下層の 3 量の に再分散する。 二の 離に
0 おける 、 第三の 離における をそれぞれ 0・ 5 度となるようにとり、 30で、 8 間にて させたものを、 走査 子顕微鏡にて5 で観察する。 された分散性 、 その 面に微 粒子 はそれに準ずる微小 合体を 着して る様子が確認され 第二の 離と第三の 離からのそれぞれの が同様の 態を有して れば、 この 、 粒子を融 して ると判断される。 更に、 第三の 離における上層の 澄み分を上から かに体積で半分程度となるよ うにとり、 6 0 、 8 間にて乾燥させた前後の 化から
量を算出し、 固形 量が であれば、 分散性 材から 粒子の 離がなく、 散性 、 粒子を融 して ると判断できる。
記した分離 好まし 例であり、 その他のどのような分離 分離 件にあっても、 上述した第 の 離及び 二、 第三の 離の 的を達 する手法であれば、 明にかかる分散性 の 定方法として適用するこ とができる。 、 第 の 離にお ては・ インク び水分散 に含まれ る 材及びそれに吸着して る樹脂 分と、 水溶性 分とを分離することが 目的であり、 第二の 離にお ては、 材及び している樹脂 分 と、 に吸着して るその他の樹 分とを分離することが目的である。 更に、 第三の 、 している樹脂 分が脱離しないものである ことを確認することが目的である。 、 第一、 第二及び 三の 離のそれ ぞれの 的を達する分離 法であれば、 その は新しく 発される どのよ な分離 法でもよく、 その 三段階より多くても、 又、 少なく ても適用できる。
明にかかる分散性 の 二の 、 上記で説明したよ に、 が 粒子2を した状態で、 単独で水性 に 分散し得る分散性を有するものである点にある。 述したように、 明に
かかる分散性 、 本質的には他の界面 や高分子分散剤 の けが なくとも、安定に水や水性インク中に分散できる、自己分散 の である。 この 義及び 定方法については後に詳細に述 る。 って、 明にかか る分散性 、 長期的に脱離する可能性がある高分子分散剤やその他の樹 分、 は 分を、 の 定化を目的として 加する 必要がな 。 その 果、 かかる分散性 を水性インクとして た場合に は 分散性 外の 分に関する設計の が大きくなり、 例えば、 普 通 のようなインクの が高 記録 上においても充分に高 印字 度が得られる水性インクとすることができる。
明にかかる分散性 の 己分散性については、 例えば・ 次のような 方法によって確認できる。 、 が分散して るインク又は水分散
M に希釈し、 50 000の フィルタ を用 て元の濃度になるまで 縮する。 この を遠心 置にて、 2 000 転、 2 間の 件で分離し、 沈降 を取り出して に再分散させ 。 このとき、 沈降 が良好に再分散しうるものが、 自己分散性を有すると 判断される。 好に再分散しているかどうかは、 目で見て に分散して ること、 2 して る間に目立った が発生しないか、 あっ ても軽く震 すれば元に戻ること、 動的 にて分散 測定した際 に、 平均 径が操作前の粒径の2 以内であること、 等から総合的に判断で きる。
述したように、 明にかかる分散性 、
粒子を融 することによって高い 面積を有する形態をとり、 その 大な表面に多くの 荷を有することで、 例えば、 インクのような分散 液とした場合に優れた分散 定性 ( 定性) を実現する。 って、 粒子は、 に対して多数、 在して して る ことにより、 更に好ましい結果が得られるものとなる。 特に、
2 て る 粒子 に 定の 離があり、 好まし は 一 に分布し、 更に好ましくは、 の 面が 部 出した状態であることが望 ましい。 このような状態は、 明にかかる分散性 を有するインクを、 透過 子顕微鏡 いは走査 子顕微鏡で観察することにより、 確認でき 。 、 面に している 粒子が、 定の 離をお て複数 して るか、 いは している
粒子 、 面が 出している状態が観察できる。
らの 討によれば、 上記で説明したような分散性 を含む 明にかかる水性インクは、 記録 上で優れた 乾性を示すことが明らかと なった。 この 定かではないが、 次のよ なメカニズムに基づくと考え られる。 散性 上述したように、 面に
粒子を融 した形態にてインタ中に分散して る。 このインクが記録 上に到達したとき、 インク中の水性 下、 インタ は 細管 象により 上の細 ( の セルロ ス の であり、 コ ト や光沢 の 受容 の である 収される。 このとき、 明にかかる分散性 、 その 特徴から、 士が接した部分 に 粒子が点在するために細か が多 形成され、 に存在するインク 毛細管 象が働く。 このため、 イン ク やかに記録 に吸収される。 明にかかる分散性 のう 、 粒子が表面に点在した形態であるものがより好 ましい 乾性を示す インクを与えることからも、 上述したメカニズムに よって速乾性が達成されて ることが予想される。
明にかかる分散性 、 表面 度が、 2 50 m o
00 m O であることが好ましく・ 更には、 2 90
900 4 m O であることが好ましい。 この よりも 小さな表面 度を有する場合には、 分散性 の 期保存 定性が悪
3 くなることがある。 、 この よりもかなり大きな表面 度を有す る場合には、 分散 定性が高くなり過ぎて、 記録 上に付与された場合に 分散性 透しやす なるので、 画像を形成した場合に、 高い印字 度 を確保することが難しくなる場合がある。 方、 色 としてカ ボンブラッ 用いる場合にお ては、 カ ボンプラックの 重が高く、 分散 定性を 高める必要があることと、 インクとした場合に、 特に記録 上での
高 ものが好まれることから、 この 合には、 3 50 8 00 o 満になるように設定されることが更に好ましい。
特に、 分散性 の ニオン性である場合には、 明におけ 表面 、 例えば、 次のようにして められる。 象である 分散性 を含む 分散 、 又はインクに、 大過剰 の 酸水溶液を加え、 遠心 置にて20 000 P 、 間の 件で沈降させる。
を回収し、 に再分散させたのち にて 率を測定する。 分散 させた 、 既知 の 酸水素ナトリウムを加えて した分散 液を、 更に遠心 置にて80 000 、 2 間の 件にて 降さ せる。 澄みを 、 0・ にて中和 によって めた中和量 から、 炭酸水素ナトリウムの を差し引くことで、 顔料 たりの O として められる。 散性 が極性 として チオン を有する 場合には、上記 同様の 法にて、塩酸のかわりに水酸化ナトリウムを用 、 酸水素ナトリウムのかわりに アンモニウムを用 ることで、 めるこ とができる。 明にかかる分散性 の 分である につ て以下に説明する。 明で用いることのできる としては、 従来 のもの いは新規に されたもの等、 どのよ な でも いることができるが、 好ましくは、 性染料、 無機 料 有機 料、 金属コロイド、 着色 、 水に不
4 、分散剤とともに水中にて安定に分散できるものが望ましい。 、 好ましくは、 分散 径が0・ 0 ~0・ 5 0~500 の 、 特に好ましくは0・ 03~0・ 3 30~300 m) の となる を使用する。 この 囲に分散された を用 て得られた 明の 散性 5 、 高い着色 高 耐 を有する分散性 となるため、 特に水性 インタの として好適に利用できる。 、 かかる分散 、 動的 によって 定された 径の ムラント 均値とする。
明において有効に用 ることのできる無機 料としては、 例えば、 カ ボンブラック、 酸化チタン、 鉛華、 酸化亜鉛、 トリポン、 カドn 、 んがら、 モリブデンレッド、 クロムバーミリオン、 モリブデ トオ レンジ、 黄鉛、 クロムイ 、 カド イエロ 、 黄色 化鉄、 チタン 、 酸化クロム、 ピリジアン、 コバルトグリ ン、 チタンコバルトグ 、 コバルトクロムグリ ン、 群青、 ウルトラ リンブル 、 、 コ バルトブル 、 セルリアンブル 、 ンガンバイオレット、 コバルトバイオf レット、 イカ等が挙げられる。
明において有効に用 ることのできる有機 料としては、 例えば、 系、 チン系、 ポリアゾ系、 ロシアニン系、 ナクリ ドン系、 ア ンスラキノン系、 インジ 系、 オインジ 系、 キノフ ロン系、 ベンツ ロン系、 イソインドリン系、 イソインドリノン系 の 料が挙げ られる。
その 、 本 明で用いることのできる有機 の 溶性 としては、 例え ば、 系、 アントラキノン系、 インジ 系、 ロシアニン系、 力 系、 キノンイ ン系、 メチン系、 リン系、 ニトロ系 の 性染料が 挙げられる。 これらの中でも分散 料が特に好まし 。
粒子
明の 散性 のもう一つの 分である
( 下、 荷電 粒子という は、 水に対し実質的に不溶であ り、 する対象である よりは小さく、 充分に重合 の 樹脂 分が 集合してなる微小体と定義され、 その 態としては、 な 状の ものである。 粒子を構成する樹脂 、 互いに物理的 に は化学的に 橋されていることが望ましい。 粒子を構 成する樹脂 分が互いに 橋されているかど かにつ ては、 例えば、 以下 のような手法にて確かめることができる。 粒子を構成する 樹脂 分をあらかじめ の 法にて推定し、 同じ 造となる は同じ ノ ニット 成となる ポリ を 合にて合成し、 そのポリマ に対して である有機 前記 粒子及 びポリ をそれぞれ させて、 その 解性を 較したとき、 荷電
粒子の 解性が、 ポリ ーの 解性より低い場合に、 荷電
粒子の 部が 橋されていることが確かめられる。
、 別の好まし 様態としては、 荷電 粒子の 中での 径が、 例えば、 動的 にて 能な場合にお ては、 好ましくはそ の 径の 0~200 の 囲にあることが望ましい。更に、 分散性 の 期保存 定性の 点から、 分散 径の 分散 数が0 2 満に抑えられることが更に好まし 。 径の 200 より 大きい場合 多分散 数が0・ 2より大きい場合には、 細に分 定化すると う本来の 的が充分 成されない場合がある。 、 分散 径の 0 mより小さい場合には、 荷電 粒子としての 態を充分に 持できず、 水に溶解しやすくなるために、 明のメ リットが得られない場合がある。 方、 0~200 の 囲にて、 更に その そのものよりも小さいことによって、 明における、 粒子の による の 定化が効果的に発現される。 記の ましい様態は、 荷電 粒子の 径が 可能な場
6 合にお ても同様であり、 その 、 例えば、 電子顕微鏡観察における 粒子の 、 上記した好ましい範囲か又はそれに準ずる 範囲 考えられる。
、 色 が有機 料である場合においては、 上記の 囲に加えて、 前述し たように 粒子が顔料の 子よりは小さく、
子より大きい範囲とすることによって、 構造的に極めて安定で 高い分散 性を有する分散性 を得られるので ましい。
明における とは、 水系 において、 そのもの 身が何らか の形でイオン した を保持しており、 望ましくはその によって 己分散 能である状態をい 。 って、 荷電 粒子であるかど うかについては、 意の 法にて 粒子の ゼー タ 位を測定する、 後述するような手法にて電位 を行って 度 として 出する、 荷電 粒子の に電解質を添加して 分散 定性の 解質 を確かめる、 又は荷 粒子の の 法にて行いイオン の 無を調 る、 のいずれ かの 法にて確認される。
粒子を構成する樹脂 、 一般的に用 られるあらゆ る天然 合成 分子、 いは 明のために新規に開発された高分子 、 かなる樹脂 分であっても制限なく使用できる。 用できる樹脂 分とし ては、例えば、 アクリル 脂、 スチレン アクリル 脂、 ポリエステル 脂、 ポリウレタン 脂、 ポリ レア 脂、 多糖類、 ポリ 類 が挙げられ る。
特に、 般的に使用でき、 荷電 粒子の 計を簡便に行え る観点から、 アクリル チレン アクリル される、 ラジカル 合性 飽和 合を有する ノ 成分の 合体 いは共重合体が好ましく 使用できる。
7 粒子を作製する際に、 例えば、 使用する重合開始 の 類や 度、 構成する ノ の 類や 重合 の くの 子によっ て、 分散性 材及び 粒子の の 、 に制御す ることが可能であるが、 特に、 荷電 粒子を、 上述したうち、 なくとも 類の モノ 、 少なくとも 類の ニオン 水性 モノ 、 少なくとも 類の ニオン しくは チオン 水性モノ を含む ノ 成分の 重合体からなる構成とすることは望まし 。 こ のとき なくとも 類の モノ を用 て構成することで 材 の な 性と熱 定性を、 少なくとも 類の ニオン 水性モノ を用いて構成することで、 粒子に な 状の 状と分散 定性 を、 少なくとも 類の ニオン しくは チオン 水性モノ を用 いて構成することで、 良好な分散 定性を、 それぞれ 与できる。 って、 これらの ノ を同時に用いることで、 常に良好に色 、 な分散 定性を付与できる 粒子を得ることができる。 記の条件を満たした上で更に、 荷電 粒子を構成する樹脂 分の ノマ 種や 重合 率を適 択することにより、 明の 散性 材及 び 又は色 される 粒子にさらなる機能性を付与で きる。
明で使用する モノ としては、 具体的には、 アクリル チ 、 アクリル のような タリル アルキルエステル 合物、 メタク リル メチル、 メタクリル 、 メタクリル ベンジ のような ア クリル アルキルエステル 合物 ( 降、 メタ アクリル アルキルエステ ル 合物のように表記する)、 スチレン、 a メチルスチレン、 メチルス チレン、 メチルスチレン、 メチルスチレン、 e「
チレン等の如 チレン系モノマ コン ベンジル等の如 コ ン エステル マレイン メチル等の如 レイン エステル ; ル
8 メチル等の如 ール エステル アクリロ トリル、 メタクリロ トリル、 ビニ 等が挙げられる。
特に メタ) アクリル アルキルエステル 合物は、 材への な 着 性を有すると同時に、 前記したよ な親水性モノ 成分との 重合性に優 、 形成される 粒子の、 表面性質の 一性、 材 の 一な 性とい 点から、 好ましい結果を与える。
明で使用する ニオン 水性モノ としては、具体的には、 メタ タリル 、 メタ タリル ルプロピ 等の 構造内にラジカル 合性の 飽和 合と強 親水性を示す 基を 時に有する ノ 類、 更に、 メトキシポリエチレングリコ ル (メタ アクリレート、 エトキシポリエチレングリコ ル (メタ アクリレ ト、 ポ リエチレングリコ ル メタ) アクリレート、 ポリプロピレングリコ ル メ タ) アクリレ ト等のアルキ キサイド基を含む ノ 類、 この 、 公 新規の オリゴ 、 タ ノ 等につ ても制限なく使用 できる。
特にアルキ キサイド モノ 、 前記したような モノ 成分との 重合性に優れ・ 成される 粒子の、 表面性 質の 一性、 材 の 一な 性と う 点から、 好ましい結果を与 える。 この 、 下記のようであると考えられる。
アルキ キサイド モノ 成分を重合して 粒 子を形成することで、 モノ の 水性が高 ため、 微粒子の 表面に 局在して 在し、 構成する共重合体成分のガラス 度が低くなるた め、 水中で な 状の 態をとるようになる。 その 果、 色 と接する表 面積が大きくなり、 荷電 粒子が に強固に した形態をと るものと考えられる。 そして、 このよ な構成を有する分散性 、 荷電 粒子に付与される高い によって、 記録 上で 合った
9 、 強固な 形成し得る。 って、 散性 を用 て得られる印字 、 高い耐 過性を付与するだけでなく、 過性に極め て不利な光沢 記録 上にお ても、 過性に優れた印字 の 成を可 能とすることができる。
5 更に、 荷電 粒子に付与される高 性によって、 記録 上 に水性インクをインクジ ッ 像を形成するにあたり 合った との を促進し、 それにより 上に残存する水分 の の 少速度を早め、 記録 上での 着時間を短縮することができ る。
n 更に、 明で使用する ニオン 水性モノ としては、 水中で ニ オン性を示す を有する ノ であれば特に限定されな が、例えば、 アクリル 、 メタタリル 、 クロトン 、 アクリル 、 プロピ タリ ル 、 イソプロピルアクリル 、 イタコン 、 ル の
基を有する ノマ びこれらの 、 スチレンス ホン 、 スルホン 2 プロピルアクリルアミド、 アクリル 2 ホン エチ 、 メタ クリル 2 ホン エチ 、 チルアクリルアミド ホン の ホン 基を有する ノ とこれらの 、 メタタリル 2 ホスホ ン エチ 、 アクリル 2 ホン チル等の如 ホン 基を有 する ノマ 等が挙げられる。
n これらの ニオン モノ を含む 成とすることで、 荷電
粒子により多くの ニオン を導入することができ、 の
度を前述したような まし 御する手法としても有効である。 、 こ れらの ニオン モノ を含む 成とすることで、 特に高~ 域で 高い分散 定性を示す 散性 を得ることができる。
5 記した ニオン モノ の中でも、 他の ノ 成分との 重合性、 用性、 アニオン性の強 等の観点から、 アクリル 、 メタクリル 、
20 チレンス ホン酸及びこれらの塩が特に好ましく いられる。
、 本 明で使用する チオン 水性モノ としては、 水中で チオ ン性を示す を有する ノ であれば特に限定されないが、 アクリル アミノ 、 アタリル アミノプロピ 、 メタクリル アミド、 メタ J アミノ 、 等の如 アミノ基を有する ノマ 、 アクリル メチルアミノ 、 アクリル エチルアミノ 、 メタクリル メチ ルアミノ 、 メタクリル チルア ノ チル等の如 2 アミノ基 を有する ノ 、 アクリル メチルアミノ 、 アクリル チル アミノ 、 メタクリル メチルアミノ メタクリル
アミノ チル等の如 3 アミノ基を有する ノ 、 アクリル メチ ルアミノ チルメチルクロライド 、 メタクリル メチルアミノ チルメ チルクロライド 、 アクリル メチルアミノ チルベンジルクロライド 、 メタクリル メチルアミノ チルベンジルクロライド の 4 ア ンモニウム基を有する ノ 、各種ビニ ゾ ル類 が挙げられる。
水性モノ として チオン モノ を少なくとも含む 、 特に 中~ P 域で高 分散 定性を示す 散性 を得ることができる好ま し 形態である。 これらの中でも特に、 用性、 モノ との 重合性 の 点からアクリル メチルアミノ 、 メタクリル メチルアミ ノ が好適である。
、 架橋 モノマ を用いることも好まし 様態である。 えば、 ンゼン・ (メタ) アクリル アリル、 エチレングリコ ルジ メタ) アク リレ ト、 エチレングリコ ルジ メタ アクリレ ト、 6 ヘキサ ンジアクリレ ト、 メチレン アクリルアミド、 メチレン アクリルア ミド等が挙げられ、 その 新規の モノ につ ても 用できる。
、 連鎖 を用いて 得られる樹脂の を適 に制御することも
2 ましい様態である。 この際に使用する連鎖 としては、 例えば、 メル カプト タノ ル、 メルカプトプロピオン 、 オクチルメルカプタン等が挙 げられる。
述したように・ 粒子を構成する ノ 種や 重合 率を適 択することにより、 明の 散性 材及び 又は色 さ れる 粒子の 質を制御することができるが、 荷電
粒子に含まれる共重合体成分のガラス 度が 上 下となるように制御することも好まし 形態である。 ガラス 度をこの 囲にすることで、 する 粒子は な 状の 態をとり、 とより強固に することができる。
粒子のガラス 、 一般的に用 られる 析にて 定することができる。 明においては、 E E 製 の S C 822 eを用 て 定した値を使用する。 細な測定 実施例 の中で述 る。
明において好適な 粒子を得るには、 上述した ノ 群のうち、 その ノ から られる モポリ のガラス 度が低 いことが知られているものを選択して いることが好ましい。 えば、 モノ としては、 下記 ) で示されるものが挙げられる。
( C C C C 3 0
体的には、 アクリル プロピ 、 アクリル ソプロピ 、 アクリル 、 アクリル 、 アタリル 、 アクリル ペンチ 、 アクリル シル、 アクリル 、 アクリル オク 、 アクリル 、 アクリル シル、 アクリル 2 エチルヘキシル、 アタリル 2 、 アクリル 等である。
水性モノマ としては、 前記したアルキ キサイド基を含む ノ 類、 等が挙げられる。
粒子の 成及び 材 の
粒子の 成、 子の 材 の 、 その 体的 な手順及び方法は である 粒子の 法や、 荷電 粒子と色 の 法によって実施され得る。 これに対して、 らは、 討の 果、 本 明の 徴である、 、 より小 さ 粒子とを有する分散性 であって、
粒子とが している状態の 散性 の 便な 法を発明す るに至った。 降、 本 明で好ましく 施される、 明の 散性 の 法について述 る。
らの 討によって、 上述したような特性を有する分散性 、 下記の 件で水系 合法を適用することによって、 極めて 便に 造で きることが明らかとなった。 ・ 散剤にて 溶性 を分散すること によって 溶性 の 散水溶液とし、 次 で、 この 散水溶液にて、 水性ラジカル 合開始 を用 てラジカル 合性モノ を水系 合す 工程によって、 荷電 粒子を する製造 法である。 この 程を経て得られた分散性 、 程にて合成された 荷電 粒子を、 在した状態で強力に した 溶性 材からなり、 単独での 定性に優れている。 程に お て、 荷電 粒子の 性を、 これまで述 たような まし 態に 便に制御することができ、 その際にも 明の 徴である との 状態が良好に達成される。 降、 上記 法における好ましい実施 態 を詳しく る。
溶性 の
、 前述したような 明に好ましく られる を分散剤にて分散 して 分散 とする。 を水溶液に分散させるための 散剤としては、 イ オン 、 ニオン 、 いずれのものも使用できるが、 その後の重 程で
の 定性を保つ 点から、 高分子分散剤 水溶性 分子を用いるのが 望ましい。 特に、 充分な水溶性を示し、 粒子 面及び重合 程で加え られるラジカル 合性モノ 、 特に モノマ の 面 の サ イトとなる、 分を有して るものが好ましく いられる。 更に望まし くは、 その後の重 程で用 る モノマ のうちの なくとも 類 が、 分散剤を構成する ニットとして 在しているようにすることが、 その 後の重 程において 粒子の を誘起しやす 点から 好ましい。
明で使用できる分散剤として機能する、 高分子分散剤及び水溶性 子の製 、特に限定されず、例えば、イオン を有する ノ 、 他の重合しうる ノ とを、 応性 、 の
で反応させることにより製造できる。 特に、 前述したようなイオン を 有する ノ 、 スチレンモノマ とを必須 分として重合させることに よって得られる チレン アクリル系 分子 合物、 又はイオン を有す ノ 、 炭素原子の 数が5 上の (メタ アクリル ステルモノ とを必須 分として重合させることによって得られるイオン ア クリル系 分子 合物から選ばれる分散剤を用いると良好な結果となること が明らかとなって る。 この 、 得られる分散性 が特に ニオン を 有することを目的とする場合には ニオン性の分散剤を、 方、 得られる が特に チオン を有することを目的とする場合には、 カチオン を有するか、 いは ニオン性の分散剤を、 それぞれ 択することが望 ましい。
後に行う 合の 程で、 荷電 粒子の 材 の を 促進することと、 重合 程での の 定性を保持することを 立する 点から、 アニオン 分散剤を用 る場合には酸価 00~2 50のものを、 又、 カチオン 分散剤を用いる場合には ン 50~300のものを、
それぞれ用 ることも ましい形態である。 価及び ミン価がこの よ り小さ 場合には、 水系 合の際に、 モノ と分散剤との 、 と分散剤との より高くなり、 荷電 粒子が するより前に分散剤が 面から脱離して、 分散 態を保てなくな 場合がある。 、 酸価及び ミン価がこの より大きい場合には、 面での 散剤の 果及び 発力が強くなりすぎるために、 材 の 粒子の 害される場合がある。 アニオン 分 散剤を用 る場合には、 材 の 粒子の を阻害しない 点から、 アニオン として 基を有する分散剤を選択するのが好まし 溶性 を分散剤にて分散水溶液とする過程にお て、 、 好ま しくは分散 径が0・ 0 0・ 5 ( 0~500 の 、 特に 好ましくは0・ 03 0 3 30 300 m の 囲に分散する。 この 程での 径が、 得られる分散性 の 大きく反映し、 前述した 像の の 点、 定性の 点から、 上記の 囲が好ましい。
、 本 明で使用する 溶性 の 、 なる く で あることが好まし 。 般的には、 帯電 粒子が して得られる 分散性 の 、 2 Bに示した重合 よりも前の、 分散水溶液 における粒径 よりも くなる傾向にあるが、 基本的には分散水溶液の 依存する。 、 色 と帯電 粒子とのへ 集による を確実に誘起するためにも、 の 布を くすることは重要である。
らの 討によれば、 の 分散 数が0・ 2 5 下の 囲にあ るものを使用したときに、 得られる分散性 の 定性は優れたものと なる。
ここで、 分散 態にある の 各種 定方式で なり、 特に、 有機 球形 子である場合は極めて少ないが、 明においては大塚 子工
社製E S 8000にて動的 を原理として 定し、 キ ムラン ト 析することによって められた 多分散 数を用 て る。
溶性 を水系 体に分散させる方法としては、 材を水に安定に分 散できる方法のうち、 前記したような分散剤を用 た方法であれば、 従来 られている ずれの 法でも限定されない。 は 明のために新規に開 発された分散 法であってもよい。 用する高分子分散剤の としては、 一般的には、 例えば、 溶性 が顔料である場合は、 顔料に対し 0
30 とすることが適している。
、 用 る 溶性 、 それ自体が自己分散性を有しないときに、 した する 粒子の ましい実施 態によって得られる分 散性 の 能を制御できる点で好ましい。
明で用 ることのできる の 法としては、 ペイントシ イカ 、 サンドミル、 アジテ ターミル・ 3 ミル等の分 イクロ フ イダイザ 、 ノ イザ 、 アルチ イザ 等の高 ナイザ 、 音波 、 それぞれの に 般的に用いられる分散 法であれば、 どのような手法でも制限されな 。
ラジカル 合開始
明で使用するラジカル 合開始 としては、 般的な水溶性のラジカ ル 合開始 であれば、 どのようなものでも使用 能である。 溶性ラジカ 合開始 の 体的な例としては、 過硫酸塩 が挙げられる。 は水溶 性ラジカル 合開始 元剤の み合わせによる ドックス であっ てもよい。 体的には、 先に説明した、 重合 程に用いる 、 分散剤、 モ ノ の 性を考慮して、最適な組み合わせとなるように設計して使用する。 ましくは、 得られる分散性 の 性と同 号の 合開始 を与 える重合開始 を選択する。 、 例えば、 アニオン を有する 溶性 を得る場合には、 開始 が中性 ニオン となるものを選択す
ることで、 表面 荷をより 率的に得ることができる。 様に、 カチオン を有する分散性 を得る場合には、 開始 が中性 チオン と なるものを選択することが好まし 。
ラジカル 合性モ
明の 法で用 られるラジカル 合性モノ 、 水系 合 を経て 粒子を構成する成分となるので、
粒子 の項で述 たように、 ようとする 粒子及び 散性 の 性によって 択すればよい。 明の 法において も、 従来から であるラジカル 合性モノ 、 又は本 明のために新規 に開発されたラジカル 合性モノ のいかなるものでも使用できる。 いて、 明にかかる製造 法の 徴である の
粒子を合成し、 させる工程である、 水系 合の まし 実施 態につ て述 る。 2 A 2 は、 上記 法の フロ を模式 的に記載した工程 である。 工程によって分散性 を得るまでの 、 次のように考えられる。 、 2 Aに示したように、 水溶液中に色 を 分散剤3によって分散した分散水溶液を用意する。 このとき、 分散剤 の 着によって分散 定化されて て、 この 熱的に平衡 態にある。 次に、 2 Aで用意した分散 しながら 、 この中に、 モノ
4を、 水性ラジカル 合開始 5と共に添加する ( 2 B 。 加さ れた水性ラジカル 合開始 、 することにより してラジカルを発 生し、 分散水溶液中に添加された ノ 成分のうち、 微量に水 に溶解し た モノ と水 の 溶性モノ との 応に寄与する。
3は、 モノ 4が重合し、 分散性 を生成するまでの 程を記載し 模式 である。 記したような 4の 応が進行すると、 モノ 成分の 応によって生成したオリゴ 7は水に不溶となり、 より
出する ( 8 ) が、 このとき 出したオリゴ は十分な分散 定性を有し ていな ため、 合一して 粒子2を形成する。
粒子2は、 更に、 分散水溶液中の の する 面を核としてへ 集を起こし、 面と 粒子2を構成する樹脂 が 用によって強く 着する。 このとき、 荷電 粒子 2の 部では重合 応が進行しつづけており、 との を増やしなが ら、 より ネルギ 的に安定する形態 化する。 時に、 荷電
粒子内部は高度に物理 橋が形成されるため、 と最も安定に吸着する 形態を固定して 状態となる。 方、 色 は、 複数の
2が して くことによって安定化され、 平衡 態にあった分散剤3 は 面から脱離する。
粒子の、 との の を図4に示した。 分の 合体である 粒子は、 親水性モノマ ニット 9 、 モノ ニット 9 2等が任意に分布して 在するため、 その な表面 ネルギ には分布があり、 の ネルギー 一致 する 0が無数に存在する。 5に、 荷電 粒子と色 と の 面の 大 を示したが、 荷電 粒子の は 4に示した 0を吸着しながら、 の 状に応じた形態をと って安定に する。 述したようにこの 程にお ても
子内での 応が進行しているため、 吸着が安定化した形態で固定化さ れることで 材 の を達成する。 上のような過程により、 前記した構 成の 散性 、 容易に形成される 2 D 。 このとき、 荷電
粒子が充分な表面 荷を有して自己分散性を達成している系にお て は、 集による 材 の 着及び 程にて、 荷電
に相互に 力が働 ことによって、 荷電 粒子は に 対して点在して 、 前述した好ましい形態となる。
、 使用する重合開始剤及び 散剤、 モノ の 質によっ ても異なるが、 例えば、 反応 00V 下とし、 好ましくは40~8 の 囲である。 、 反応 、 間以上、 好ましくは6 ~30 間である。 の 50~500 、 好ましくは 50 ~400 D とするのが望ましい。
述した重合 程において、 特に少なくとも 類の モノ 、 少 なくとも 類の ニオン 水性モ マ 、 なくとも 類の ニ オン 、 若しくは チオン 水性モノ を含む ノ 成分を重合させ て 粒子を得る際には、 好ましくは、 モノ 成分を ラジカル 合開始 を含んだ 溶性 の 散水溶液中に することが 望まし 。 モノ と親水性モノ のように 質の なる ノ の 合物から、 所望の 粒子を 一に得るためには、 性質の なる ノ の 重合 率を常に 定に保つことが望まし 。 モノ の 合物を 定時間内に重合 応で消費される ノ に比して過剰に重合 系 に添加した場合、 特定の ノ 種のみが先行して重合し、 残りの ノ 先行で重合した ノ が消費されてから 合する傾向があり、 この 合には、 生成する 粒子の 質に大きな不均 を生じる。 方、 モノマ 成分を、 水性ラジカル 合開始 を含んだ 溶性 の 散水溶液中に、 それぞれ することによって、 モノ と親水性 ノ との 重合 率が常に 定に保たれ、 所望の 重合 率で構成される 粒子を に得ることができる。
、 親水性モノマ として、 特に、 アクリル 、 メタクリル ニオ ン モノマ を重合 に添加する際に、 を分散して る高分子分散剤 の 性によっては部分的に不安定化し、 集を引き起こす場合もある。 これ を防ぐために、 アニオン モノ を予 中和し、 ナトリウム カリウム 塩の状態で 加することも好適な実施 態である。
述した 程で得た、 明にかかる の 粒子を融 した 溶性 を用いて インクを調製する際には、 上記の 程に加 えて更に精製 理を行うことが望ましい。 特に、 応の 合開始 、 モノ 成分、 分散剤、 色材 の に至らなかった水溶性 分及び 5 粒子 につ て精製 理を行うことは・ 散性 の す る保存 定性を高く 持する点で重要である。 この際に使用する精製方法と しては、 通常 般的に用いられて る精製方法から最適なものを選択して ればよ 。 えば、 遠心 、 限外 法を用 て精製することも好 まし 実施 態である。
n した重合 程を経れば、 多くの 子をコントロ ルすることによ って、 の 面に所望の 重合体からなる所望の の
粒子を融 した分散性 を得ることができる。 特に、 高 分散 定性を 目的として ニオン モノ を使用する場合には、 上記した重合 程を経 分散性 、 程で用いる ニオン モノ が比較的少ない量で あっても大きな表面 度のものを得ることができるので、 に高 分散 定性を することができる。 この 果、 長期保存 定性を損なうこ となく、 粒子によって分散性 の 定性を 高くすることが可能となる。 この 明らかでな が、 らは次の よ に考えて る。 中で発生したラジカルにより重合が開始され、 オリゴ gn 出して 粒子を形成する際、 アニオン モノ
分の い部分が優先的に水 、 、 荷電 粒子の 近に配 する。 この 、 荷電 粒子が した後にも 維持され、 構造的に大きな 面積を有する 明の 散性 の 、 更に ニオン モノマ 成分 来の ニオン が多く 在することになる 95 この 果として、 明の 法による分散性 、 より少ない ニオ ン モノ 成分で、 より安定化されたものが形成されると予想される。
30 インク
明の インクは、以上 明した分散性 を含むことを特徴とする。 が顔料である場合には、 般的には 有量がインクに対して0・ ~20 、 好ましくは0・ 3 5 となるようにする。 更に、 体として、 水、 いは更に水溶性の 必要に応じて むこと が好まし 。 、 記録 体 の を助けるための 、 防腐剤、 防 含んでもよい。
明の 散性 、 に示されて るように、 の 面に、 荷 電 粒子2を した状態でインタ中に存在している。 って、 、 表面に している 粒子を介して、 記録 上で記 録紙及び 合った と相互に接着する。 って、 このような を含有 する 明の インクを用 て得られる印字 、 優れた 過性を有す るものとなる。 更に、 この 粒子が な 態をとって ることにより、 が相互に接着する際に隣 合う の 離が短くな 、 の 度を速めることができる。 って、 記録 上での 度 を速めることができる、 又、 良好なブリ ド性を示す。 更に、 通常では 溶性 で光沢 像を得ることが難しい光沢 上に印字する際、 色
している 粒子が な 態をとっていることにより、 接着した が平滑な表面を形成するため、 反射を防ぎ、 字が可 となる。
画像
明のインクジェッ 録画像は、 明の インクを用いて、 後述 するようなインクジェッ 置にて記録 上に形成される。 明に おいて使用する記録 、 インクジ ッ どのような 体でも 無く いることができる。
像記録 法及び
3 明の 散性 、 びこれを用 た水性インクは、 インク 出方式のへ に用いられ、 又、 そのインクが収納されているインクタン としても、 は、 その インクとしても有効である。 特に、 、 インタジ ッ 式の中でもバブルジ ッ 式の ヘッド、 5 置にお て、 優れた効果をもたらすものである。
その 表的な構成や 理については、 例えば、 米国 4 723 29 細書、 同 4 740 796 細書に開示されている基本的な 原理を用 て行うものが好まし 。 この オンデ ンド 、 コンテ ィニ アス型のいずれにも適用 能であるが、 特に、 オンデ ンド型の場 n には、 インクが保持されて るシ ト に対応して配置された電気熱 換体に、 記録 報に対応して て 超える 速な 上 与える少 なくとも つの 号を印 することによって、 電気熱 換体に熱 ネル ギ を発生せしめ、 記録ヘッドの させて、 結果的にこの 号に 対 対応し、 インク内の気 形成できるので有効である。 この の 長、 収縮により 出用開口を介してインクを吐出させて、 少なくと も一つの滴を形成する。 この 号をパルス 状とすると、 即時 切に気 泡の 縮が行なわれるので、 特に応答 に優れたインタの 出が達成で き、 より好まし 。 このパルス 状の 号としては、 米国 4, 4 63 359 細書、 同 4 345 262 細書に記載されて る gn ようなものが適して る。 、 上記 の 上昇率に関する発明の
4, 3 4 細書に記載されて る条件を採用すると、 更に優れた記録を行うことができる。
ヘッドの 成としては、 上述の 細書に開示されて るような 出 口、 、 電気熱 換体の み合わせ ( 線状 直角 の他に熱 が屈曲する 域に配置されている構成を開示する米国 4 558 333 細書、 米国 4 459 600 細書を用
た構成にも 有効である。 えて、 複数の 気熱 換体に対して、 共通すると吐出 電気熱 換体の とする構成 5 9
6 70 に対しても、 有効である。
更に、 記録 置が記録できる最大記録 体の幅に対応した長さを有する ルラインタイプの ヘッドとしては、 上述した明細書に開示されているよ うな ヘッドの み合わせによって、 その さを満たす 成や 体的 に形成された 個の ヘッドとしての 成の ずれでもよいが、 、 上述した効果を 層 効に発揮することができる。
えて、 装置 体に装着されることで、 装置 体との な
体からのインクの 給が可能になる交換 在のチップタイプの ヘッド、 いは記録ヘッド 体に 体的に設けられたカ トリッジタイプの ヘッ ドを用いた場合にも 有効である。 、 本 、 適用される記録 置の 成として設けられる、 記録 に対しての 段、 予備 な補助 手段 付加することは 明の 果を一層 定できるので好まし もので ある。 これらを具体的に挙げれば、 記録ヘッドに対しての ピング 段、 クリー ング 段、 加圧 吸引手段、 電気熱 換体 はこれとは別の加 はこれらの み合わせによる予備 段、 記録とは別の吐出を行う 予備 モ ドである。 次に、実施例及び を挙げて、 明を具体的に説明する。 、 その を超えない限り、 下記 により 定されるものではない。 、 文中 又は とあるのは特に断りのない限り質量 準である。 にかかる記録インク を下記の 領で作製した。 、 カ ボン 0 、 グリセリン6 、 スチレン アクリル 脂分散剤 0 、 水7 4部からなる 成の 、 金田理化工業社製のサンドミルに
500「P 、 5 間分散し、顔料 を得た。サンドミルでは0・ 6mm径のジルコニアビ ズを使用し ポット内の充 70 とした。 実施 で使用したカ ボンブラックは、 米国 より されて るB ac Pe a s 88 ( 下、 BP880 )である。 、 スチレン アクリル 脂分散剤には、 共重合 70 30 Mw 8 000、 酸価 70のものを使用した。 かかる チレン アクリル 脂分散剤は、 、 水及び、 上記の 価と当 の 酸化カリウムを加えて 80でにて 、水溶液としたものを使用した。 られた顔料 は、 平均分散 98 で安定に分散されており、 多分散 0 6で あった。
次に、 前記 を 0 として、 窒素 囲気 、 70でに加熱 した状態で、 モーターで しながら下記の3つの液をそれぞれ50
に注入し、 イタロフィ ダ サイエンス (株 を用 て5 間かけて に して 、 さらに2 成を行った。 加した液の配 合は ( アクリル 4・ 0部、 M230 新中村 (株 、 商品名、メトキシポリエチレングリコ ル タクリレ ト (
0 ・ 5部、 2) アクリル 0・ 5部、 水酸化 リウム0・ 35 、 水4・ 5部、 (3) 硫酸 0・ 05 と水20部である。 られた分 散液を水にて 0倍に希釈し、 5 000「 に 0 間遠心 離を行 集成分を除去した。 その 、 更に 500 m、 2 間の 件 で遠心 離することにより、 沈降 である分散性 を得た。 散性 を水に分散し、 2000 転、 60 間の 離を行って 物 を水に再分散させたものを させ、走査 子顕微鏡JSM 6700 本電子ハイテック 株) ) に 5 にて観察したところ、 散性 は、 であるカ ボンブラッタよりも小さく な 状の
粒子がカ ボンブラックの 面に して る状態が観察された。 、
実施 に記載されるこれ以降の につ ても同様の 法にて 態を確認、 した。
次に 得られた分散性 が、 インク中に4 度になるよ に、 下記 分を混合し 更に アサイズが2 5ミクロンの ンブレンフィルタ にて 過し、 本実施 の インタ とした。 、 インクの 量が 00 となるように水で調整した。 降のインクにお ても同様である。 ・グリセリン 7 ・ エチレングリコ ル 5 ・ トリ チロ ルプロパン 7 アセ ノールE 品名 ファインケ 0・ 2部 ・イオン
2
で調製したと同様の を 00 、 実施 同 様の 法で 3つの液を5 間かけて に して 更に2 成を行った。 加した液の配 ( タクリル ベンジ 2・ 8部、 M 90G 新 株) 、 商品名、 メトキシポリエチレングリコ ル タクリ ト ( 500) 2・ 5部、 ンゼン0 2 、 2 タリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0・ 35 、 水4・ 5部、 3) 硫酸カリウム0 05 と水20部である。 合後、 実施 同様の 法で遠心 離にて精製を行い、 分散性 2を得た。 られた分散性 を 実施 同様に観察したところ、 よりも小さく な 状の
粒子が して ることが観察された。 次に 得られた分散 性 2が4 度になるように・ 同様にして、 本実施 の インタ 2を調製した。
3
で調製したと同様の を 00 、 実施
の 法で 3つの液を5 間かけて に して 、 更に2
成を行った。 加した液の配 ( タリル メチル2・ 7部、 Mg Gを2 7部、 6 ヘキサンジアクリレ ト0・ 部、 2 アクリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0 35 、 水4・ 5部、 (3 硫酸カリウム 0 05 と水20部である。 合した後、 実施 同様の 法で遠心 離にて精製を行って、 分散性 3を得た。 られた分散性 を実施 同様に観察したところ、 よりも小さく な 状の
粒子が して ることが観察された。 次に、 得られた分散性 3 が4 度になるように、 実施 に同様に調合し、 本実施 の イン 3を調製した。
4
で調製したと同様の を 00 、 実施 同 様の 法で下記3つの液を5 間かけて に して 、 更に2 成を行った。 加した液の配 ( アクリル ・ 7部、 M230Gを4・ 5部、 ンゼン0・ 3部、 (2 アクリル ・ 5部、 水酸化カリウム ・ 05 、 水 3・ 5部、 3) 硫酸カリウム0・ 5 と水20部である。 合後、 実施 同様の 法で遠心 離にて精製を行 って、 分散性 4を得た。 られた分散性 を実施 同様に観察し たところ、 よりも小さく な 状の 粒子が
していることが観察された。 次に・ られた分散性 4が4 度にな るように、実施 に同様に調合し、本実施 の インク4を調製した。
5
で調製したと同様の を 0 、 実施 同 様の 法で下記3つの液を5 間かけて に して 、 更に2 成を行った。 加した液の配 ( アクリル 3・ 8部、 M23 Gを 5 、 6ヘキサンジアクリレート 0・ 2部、 (2 P
ホン ナトリウム0・ 5部、 水5・ 5部、 (3) 硫酸カリウム0 0 5部と水20部である。 合した後、 実施 同様の 法で遠心 離にて 精製を行い、 分散性 5を得た。 られた分散性 を実施 同様に 観察したところ、 よりも小さく な 状の 粒子が 材に していることが観察された。 次に、 得られた分散性 5が、 4 度になるよ に、 実施 同様にして、 本実施 の インク 5を調 製した。
6
実施 にかかる記録インタ 6を下記の 領で作製した。 、 カ ボン ブラッタ 0 、 グリセリン6 、 スチレン アクリル メチルアミノ チル 重合カチオン 分散剤 0 、 水74部からなる 成の 、 金 田理化工業社製のサンド ルに 500 、 5 間分散し、 顔料 2を得た。 サンドミルでは0・ 6mm径のジルコニアビーズを使用し、 ポット内の充 70 とした。 カーボンブラックは、 実施 で使用し たと同様のBP880であり、 又、 スチレン アクリル メチルアミノ チル 重合カチオン 分散 には、 共重合 70 30 M 8 00 0、 アミン 70のものを使用した。 、 、 水及び、 アミ ン よりもやや 剰な 酸を加えて80 にて 、 水溶解 としたもの を使用した。 られた顔料 2は平均分散 05 mにて安定に分 されており、 多分散 0・ 8であった。
次に、 顔料 2を 00 、 窒素 囲気 55でに加熱し、 モ タ で しながら、 下記2つの液を5 間かけて に して 、 更 に2 成を行った。 加した液の配 ( タクリル メチル2・ 0部、 アクリル メチルアミノ ・ 2部、 Mg0Gを2・ 8部、 2) 硫酸カリウム0・ 3部及び 硫酸カリウム 等モルのチオ ナトリウム 20部である。 合後、 得られた分散液を水にて 0倍に希釈し、 5,
000「P に 0 間遠心 離を行って 集成分を除去した後、 更に 2 500 m、 2 間の 件で遠心 離することによって、 沈降 であ る分散性 6を得た。 られた分散性 を実施 同様に観察したと ころ、 よりも小さく な 状の
ていることが観察された。 次に、 得られた分散性 6を用いて実施 同様の 方にて調合、 過を行 、 本実施 の インク6を調製した。
7
実施 にかかる記録インク 7を下記の 領で作製した。 、 とし て グメントブル PB) 5 3 ラリアント を 0 、 グリ セリン6 、 スチレン アクリル 散剤 0 、 水74部からなる 成 を有する 、 金田理化工業社製のサンドミルに 500 P r、 5 間分散し、 顔料 3を得た。 サンドミルでは0・ m径のジルコ ニアビーズを使用、 ポット内の充 70 とした。 散剤として た チレン アクリル 、 共重合 70
M 8 000、 酸価 0のものを使用した。 られた顔料 3は平均分散 08 にて安定に分散されており、 多分散 0・ 4であった。
次に、 上記 3を 00 ・ 同様の 法で下記3 つの液を5 間かけて に して 、 更に2 成を行った。 加 した液の配 ) アクリル 4・ 0部、 Mg0Gを ・ 5部 2) アクリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0・ 35 、 水4・ 5部、 (3 硫酸 カリウム0・ 05 と水20部である。 合後、 得られた分散液を水にて 0倍に希釈し、 5 000 mに 0 間遠心 離を行って 集成分を 除去した後、 更に、 500 m、 2 間の 件で遠心 離すること により、 沈降 である分散性 7を得た。 られた分散性 を実施 同様に観察したところ、 よりも小さく な 状の
粒子が していることが観察された。 次に、 得られた分散性 7
を用いて、 顔料 度が3・ 5 となるように、 実施 同様の 方にて調 合、 、 本実施 の インク 7を調製した。
8
実施 にかかる記録インク8を、 として グメントレッド 22 ラリアント ) を 0 いる以外は、 実施 7 同様の 領で作製し、 顔料 4を得た。 られた顔料 4は平均分散 9 g にて安 定に分散されており、 多分散 0・ 2であった。
次に、 上記 4を 00 、 実施 同様の 法で下記3 つの液を5 間かけて に して 、 更に2 成を行った。
した液の配 ( ) アクリル 4・ 0部、 Mg Gを ・ 5部、 2) アクリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0・ 35 、 水4・ 5部、 3) VA 5 7 (株)、 製品名、 2 2 ビス (2 2 カル ボ ジノ) プロパン 0 05 と水20部である。 合後、 得られた分散液を水にて 0倍に希釈し、 5 000 に 0 間遠 離を行って 集成分を除去した後、 更に、 500 m、 2 間 の 件で遠心 離することにより、 沈降 である分散性 8を得た。 ら れた分散性 を実施 同様に観察したところ、 よりも小さく な 状の 粒子が していることが観察された。 次 に、 得られた分散性 8を用 て、 顔料 度が4・ 0 となるよ に、 同様の 方にて調合、 、 本実施 の インク 8を調製し た。
9
実施 にかかる記録インク 9を、 として グメントイエ (PY 74 クラリアント ) を 0 る以外は 実施 7 同様の 領で 製し、 顔料 5を得た。 られた顔料 5は平均分散 2 mにて安定に分散されており、 多分散 0 6であった。
次に、 上記 5を 00 、 実施 同様の 法で下記3 つの液を5 間かけて に して 、 更に2 成を行った。 加 した液の配 ) アクリル 4・ 0部、 Mg0Gを ・ 5部、 2) アクリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0 35 、 水4・ 5部・ (3) 硫酸 カリウム0・ 05 と水20部である。 記したようにして5 間かけて重 合後、 得られた分散液を水にて 0倍に希釈し、 5 000 に 0 間遠心 離を行って 集成分を除去した後、 更に、 500
2 間の 件で遠心 離することにより、沈降 である分散性 9を得た。 られた を実施 同様に観察したところ、 な 状の 粒子 が観察された。 次に、 得られた分散性 9を用 て・ 度が4・ 0 となるように、 実施 同様の 方にて調合、 、 本実施 の インク 9を調製した。
散性 の
記の ~9で得た各分散性 について、 それぞれ下記に説明し 方法で観察、 種の 性を測定した。 そして、 得られた結果を表 、 2にまとめて した。
・
分散性 材を水に分散して乾燥させ、 走査 子顕微鏡J SM 670 0 本電子ハイテッ 株) に 5 にて観察した。 そして、
粒子が している様子が確認できたものを 、 できなかっ たものをXとして、 観察の 果とした。 、 観察 、 粒子が点在 していることが確認できたものを 、 局在していたり、 不均 に して る様子がみられたものをXとして、 点在 を評価した。
分散 定性
分散性 5 分散 0倍に希釈し、 50 000の フィルタ を用いて元の濃度になるまで 、 濃縮
40 置にて 000 転、 2 間の 件で分離した。 離された を取り出して に再分散させ 目で見て に分散していること、 述する動的 にて 定した 径が操作前の粒径の2 以内 であることを確認し、 条件を満たしたものを 、 条件を満たさなかったもの をXとして単独 散性を評価した。
平均分散
分散性 、 大塚 (株) 、 E S 8000を用いて動的 にて 定し、 キ ムラント 均値を平均 とした。
ガラス
分散性 している樹脂 粒子のガラス 、 分散性 させたものを試料とし、 メトラ ・ トレド DSC822 eにて 定した。
表面
分散性 の 度を次のように求めた。 の 分散 の 酸水溶液を加え、 遠心 置にて20 000 、 間 の 件で沈降したものを に再分散させ、 固形 率を求めて
、 既知 の 酸水素ナトリウムを加えて した分散 、 更に遠心 置にて80 000 m、 2 間の 件にて 降させた。 澄みを 、 0 にて中和 より めた 量から、 炭酸水素ナトリウ 量及び を測定したブランタ値を差し引き、 表面 度を算 出した。 として チオン を有すると明らかな場合には、 同様の 法にて、 塩酸のかわりに水酸化ナトリウムを、 炭酸水素ナトリウムのかわり に アンモニウムを用 て めた。
長期保存 定性
定性は、 ガラス製のサンプル に各分散性 を顔料 度が 0 となるように れ、 その 態で室温にて 置した後における
4 ンク中の分 態を目 にて判断した。 以下の りである。
A の 降がみられない
B の 降がややみられるが、 軽く振ると元の均 な分散 態に 戻る
C の ・ 降がみられ、 軽く振っても にならない
~5の 成、 性の
散性
2 3 4 5
。 BP880 BP880 BP880 BP880 BP880 散剤の 70 70 170 70 70
A BzMA A BA BA 230G
モノ M90G M90G M230G 230G
AAc AAc AAc AAc Na
DV 6 DDA DVB 6HDDA 4 0 2 8 2 7 1 7 3 8 モノ の 5 25 27 45 5 込み比 05 05 05 15 05 02 0 03 02 モノ 6 6 6 8 6
K S PS PS KPS KPS
O O O O O
O O O O O
定性 O O O O O 均分散
8 29 25 20
m
T 55 25 30 59 5
355 359 372 35 352 mo
期保存 定性 A A A A A A アク リ 、 A タク リ メチ 、Bz A タク ベンジ 23 G 品名 新中村 株 メ トキシポ チレング コ タク レ ト 1100、
g G 品名 新中村 株) メ トキシ チレング コ タク レ ト 500)
AAc アク N S チレンス ホン ナ ウム
D AAEA アク メチ ア ノ
D ンゼン 1・6 DA 1・6 キサンジアク リレ
も 硫酸カ ウム aTS チオ ナ ウム
057 品名 和光 株 、 2 2 ビス 2 2 カ ポ
ジノ) プ ン)
2 散性 6 9 成、 性の
散性
6 7 8 9
。 BP880 PB 5 3 PR 22 PY74
れ性
散剤の 70 70 70
70
MMA BA BA A
モ M90G M90G M90G Mg0G
DMAEA AAc AAc AAc
2 4 0
モノ ・0 4 0 4・0
の
2 5
込み比 ・8 5 15
1・2 05 5 05
モ 6 6 6 6
P NaT PS VA 057 PS
O O O O
O O O O
定性 O O O O
均分散 38 23 04 45
m
T 29 53 54 50
368 265 270 268
mo
期保存 定性 A A A A
インク ット インクの 法及び
述した方法で得た各 インクを用いて、 インクジ ッ 置に て記録 体 の 字を行って、 得られた画像について評価した。 用したイ ンクジ ッ としては、 キヤノン (株 インクジ ッ プリンタ BJ S 700を用いて画像を形成した。 この 、 ブラックインクは C 3 eB のタンクに注入し、 シアン、 ゼンタ、 はそれぞれの色の
タンクに注入しセットした。 そして、 上記 件で した印字 の
OD 、 シャ ネス、 過性、 マ カー 、 常温 定性及び 定性を、以下のようにして評価し、その 果を表2 2 2に示した。
(OD
インクを用いてキヤノン PC用紙にB テキストを印字 、 経過した印字 の (OD) を測定した。 ODが ・ 3 上である場合をA、 ODが0・ 8 上 ・ 3 である場合をB ODが0・ 8 である場合をCと、 それぞれ 価した。 、 実施 7につ てはB テキストのかわりにシアンのテキストを印字 、 ブラックのかわりにシア 度を測定し、 ODが ・ 0 上である場合をAとして評価した。 様に実施 8については ゼンタを、 実施 9につ てはイエ をそれ ぞれ 定し、 評価した。
定着性
の 着性は、印字 分を40 の さをかけた ルボン紙で、 20 後に 、 印字 分の れを で観察し、 下記の 準 で評価した。
A 分の れがほとんどない
B 分が かに汚れるが、 文字の 識には問題がな
C 字の れが発生し、 白紙 分が明らかに汚れる
過性
の 過性は、印字 分を40 cmの さをかけた ルボン紙 で5 、 印字 分の れを で観察し、 下記の 準で評価した。
A れによる印字の れや 色 の れがな
B れによる印字の れや白色 の れが どなく、 気にならな
C れにより印字が大きく 、 白色 に汚れがみられる
長期保存 定性
定性は、 ガラス製のサンプル に各インクを れ、 その 態で室 温にて 置した後におけるインク中の分 態を目 にて判断した。
以下のとおりである。
A の ・ 降がみられない
B の 降がややみられるが、 軽く振ると元の均 な分散 態に 戻る
C の ・ 降がみられ、 軽く振っても にならな
定性
定性は、 特定のB kテキストを連続で 00 、 初期の と最後の 較して にて判断した。
A 、 ムラ等なく、 初期と最後で違 がない
B かな 、 ムラ、 があるものの、 問題なく印字できる C きく 位の 下がみられる、 又は印字できな なる
2 2 6~9 性及び
イ ンク
6 7 8 9
散性 6 7 8 9
MA BA BA A
モノ M90G M90G 90G g0G
DMAEA AAc AAc AAc
O O O O
T 29 53 54 50
OD A A A A
A A A A
過性 A A A A
期保存 定性 A A A A
定性 B A A A
記した通り、 ずれの にお ても、 得られた分散性 につ て の 良好であり、 単独 散性を有した が得られることが確認さ れた。 、 これらの を用 た記録インクにおいても、 いずれも優れた印 字 能を示すことが確認された。
で調製された、 重合 前の顔 を、 顔料が4 度と なるように実施 同様の 方にて調製し、 比較インク とした。 イ ンタ 中の色 を実施 同様に観察したところ、 の 面には何ら している樹脂 粒子は観察されなかった。
2
、 実施 で用いた チレン アクリル 脂分散剤と、 の 酸化カリウムとの2 溶液を 00 として、 窒素 囲気 、 70 に
した状態で モ ターで しながら下記の液を徐 に して 、 5 合を行った。 加した液の配 、 メタクリル メチル5・ 5部、 ア クリル 0・ 5部、 水酸化カリウム0・ 35 、 過硫酸カリウム0・ 05 と水20部である。 られた分散液を水にて 0倍に希釈し、 5 000 に 0 間遠心 離を行って 集成分を除去した。その 、更に20 000 m、 間の 件で遠心 離することにより、 沈降 である樹脂 粒子B を得た。
次に、実施 で調製された、重合 前の顔 を固形 4 、 上記で得た樹脂 粒子B を ・ 6 度になるように、 実施 同様の 方に調整して比較インク 2を調製した。 インタ 2中の色 を 実施 同様に観察したところ、 ところどころ の 面には付着してい る樹脂 粒子がみられたが その 一でなく、 粒子の も 観察された。
記の 2で得た各 インタにつ て、 実施 9で行っ たと同様の 法で評価し、 得られた結果を表4に示した。
4 インク 2の 性及び
2
X X A
粒子 MM
AAc
T 05
OD C C
着性 B C
過性 C C
期保存 定性 C C
定性 C C
記した通り、 比較 2のどちらも、 実施 に比較して、 特に 字 度、 長期保存 定性、 定性の点で大きく って た。 、 比較 2にお て、 粒子を充分に できな ために、 画像の 過性や 定着性についても大きく っていた。
体に対する評価
更に、 実施 ~5で得た記録インクに対しては、 以下のようにして 体に対する評価を行った。 、 前記した一連の 価に用いたプリンタ で、 キヤノン 株 から されるインタジ ッ PR 0 上に、 B の 角のべ パッチを印字 、 光沢 上での 度、 過性、 について評価を行った。 そして、 得られた結果を表5 した。
、 経過した印字 の (OD を測定し、 印字 D が2 3 上である場合をA、 ODが ・ 7 2・ 3 である場合をB、 ODが ・ 7 である場合をCと、 それぞれ 価した。
過性
の 過性は、印字 分を40 c さをかけた ルボン紙 で5 、 画像部分の れを で観察し、 下記の 準で評価した。
A 像の れや白色 の れがほとんどない
B 像の れがあるが、 印字 分の90 上は残存している C 像が大きく れてしまう
分の を目 にて、 以下の 準で評価した。
A かわらない光沢 を有する
B に比 反射が大きいが、 充分な光沢 がある
C つやがなく、 ほとんど光を反射しな 5 ~5のイ ンク 牲及び
2 3 4 5 散性 2 3 4 5
A BzMA MA A BA M230G Mg G 230G M230G モノ M90G
AAc AAc AAc AAc NaSS
6 DA
O O O O O
T 55 25 30 59 5
A B B A B
過性 B A A B
A B A A A
5 この 2004年は6 22日に出願された日本国 200 4
からの 先権を主張するのもであり、 その 容を引用して この 願の 部とするものである。