WO2006070755A1 - 送信電力制御装置、伝搬路推定装置、送信電力制御方法および伝搬路推定方法 - Google Patents

送信電力制御装置、伝搬路推定装置、送信電力制御方法および伝搬路推定方法 Download PDF

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Abstract

 パイロットシンボルの送信において消費される余分な送信電力を削減することができる送信電力制御装置。本装置において、電力制御部(109)は、データ信号のレピティション数に基づいて、パイロット信号の送信電力値を設定する。例えば、電力制御部(109)は、データ信号のレピティション数に従って複製されたデータ信号を合成したときに改善される受信品質に基づいて、パイロット信号の送信電力値を、通信相手の受信品質の目標値を満たすために必要十分なレベルに設定する。電力増幅部(110)は、設定された送信電力値に従って、パイロット信号を増幅する。

Description

明 細 書
送信電力制御装置、伝搬路推定装置、送信電力制御方法および伝搬路 推定方法
技術分野
[0001] 本発明は、無線通信システムの伝搬路推定に用いられるパイロットシンボルに対し て送信電力制御を施す送信電力制御装置および送信電力制御方法、ならびに、そ のパイロットシンボルを用いて伝搬路推定を行う伝搬路推定装置および伝搬路推定 方法に関する。
背景技術
[0002] 近年、無線通信、特に移動体通信では、音声だけでなく画像などの様々な情報が 伝送の対象物となっている。伝送対象物の多様化に伴い、情報を高速で伝送する技 術の実現が求められている。マルチキャリア伝送方式の 1つである OFDM (Orthogon al Frequency Division Multiplexing)方式は、高い周波数利用効率やマルチパス環 境下でのシンボル間干渉低減などの特徴を持つことから、前述の要求に応え得る伝 送方式として注目されてレ、る。
[0003] OFDM方式を適用した無線通信システムの一例では、送信側から、データシンポ ルの複製(以下「レピテイシヨン」と言う)によって生成された複数の同じデータシンポ ルを主に周波数軸方向に、つまり複数のサブキャリアに配置して送信し、受信側で、 それらのデータシンボルを合成 (例えば最大比合成)することがある(以下の説明で は、このような処理を伴う OFDM方式を「レビテイシヨン OFDM」と言う)。この場合、 合成によってデータシンボルの受信品質(例えば、 SNR : Signal to Noise Ratio, SIR : Signal to Interference Ratio,など)を改善することができる。なお、サブキャリアはト ーン(Tone)と表されること力 Sある。
[0004] また、高速伝送を実現するには、受信側の受信性能を一定レベル以上に保つこと が重要であり、そのためには、伝搬路推定精度の適切な制御が不可欠である。例え ば特許文献 1には、伝搬路推定に用いられるパイロットシンボルの送信電力を制御し て、伝搬路推定精度を制御する方法が提案されている。具体的には、データシンポ ルの変調方式や符号ィヒ率などに応じてパイロットシンボルの送信電力が制御される。 例えば、周波数選択性フェージングに比較的弱い変調方式の場合は、比較的高精 度な伝搬路推定が要求されるため、パイロットシンボルの送信電力は上げられ、逆に 、周波数選択性フェージングに比較的強い変調方式の場合は、比較的高精度な伝 搬路推定が要求されないため、パイロットシンボルの送信電力は下げられる。
特許文献 1 :特開 2003— 60609号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] し力しながら、上記従来の送信電力制御方法を前述のレピテイシヨン OFDMに単 純に適用すると、以下の問題が生じる。レピテイシヨン OFDMでは、前述のとおり、複 数の同じデータシンボルが合成されることによって、データシンボルの受信品質が改 善される。つまり、この場合、一定レベル以上の受信性能を確保するために要求され るパイロットシンボルの送信電力は低減する。一方、従来の送信電力制御方法では、 合成後のデータシンボルの受信品質改善とは無関係にパイロットシンボルの送信電 力が制御される。よって、ノ ィロットシンボルの送信電力が過剰になる場合があり、パ ィロットシンボルの送信に余分な送信電力が消費される。
[0006] 本発明の目的は、パイロットシンボルの送信において消費される余分な送信電力を 削減することができる送信電力制御装置、伝搬路推定装置、送信電力制御方法およ び伝搬路推定方法を提供することである。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明の送信電力制御装置は、データ信号のレピテイシヨン数に基づいて、パイ口 ット信号の送信電力値を設定する設定手段と、設定された送信電力値に従って、パ ィロット信号を増幅する増幅手段と、を有する構成を採る。
[0008] 本発明の伝搬路推定装置は、データ信号のレピテイシヨン数に基づいて設定され た送信電力値に従って増幅されたパイロット信号を減衰する減衰手段と、減衰された パイロット信号を用いて伝搬路推定を実行する実行手段と、を有する構成を採る。
[0009] 本発明の送信電力制御方法は、データ信号のレピテイシヨン数に基づいて、パイ口 ット信号の送信電力値を設定する設定ステップと、設定された送信電力値に従って、 パイロット信号を増幅する増幅ステップと、を有するようにした。
[0010] 本発明の伝搬路推定方法は、データ信号のレピテイシヨン数に基づいて設定され た送信電力値に従って増幅されたパイロット信号を減衰する減衰ステップと、減衰さ れたパイロット信号を用いて伝搬路推定を実行する実行ステップと、を有するようにし た。
発明の効果
[0011] 本発明によれば、パイロットシンボルの送信において消費される余分な送信電力を 肖 IJ減すること力できる。
図面の簡単な説明
[0012] [図 1]本発明の実施の形態 1に係る基地局装置の構成を示すブロック図
[図 2]本発明の実施の形態 1に係る電力制御部の動作を説明するためのフロー図 [図 3]本発明の実施の形態 1に係る電力制御用参照テーブルを示す図
[図 4]本発明の実施の形態 1に係る無線フレームにマッピングされたパイロットシンポ ルの送信電力値を説明するための図
[図 5]本発明の実施の形態 1に係るパイロットシンボルの配置の例を示す図
[図 6]本発明の実施の形態 1に係る所要 SNRの変動の例を説明するための図
[図 7]本発明の実施の形態 1に係る送信電力比に対応する受信性能劣化量の例を 説明するための図
[図 8]本発明の実施の形態 1に係るレピテイシヨン数に応じて低減可能な送信電力を 示す図
[図 9]本発明の実施の形態 2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
[図 10]本発明の実施の形態 2に係る電力補正部の動作を説明するための図 発明を実施するための最良の形態
[0013] 以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
[0014] (実施の形態 1)
図 1は、本発明の実施の形態 1に係る無線送信装置を備えた基地局装置の構成を 示すブロック図である。図 1の基地局装置 100は、アンテナ 101、無線受信部 102、 GI (Guard Interval)削除部 103、 FFT (Fast Fourier Transform)部 104、パラレルシ リアル変換 (P/S)部 105、復調部 106、復号化部 107、変調パラメータ決定部 108 、電力制御部 109、電力増幅部 110、符号化部 111、変調部 112、レピテイシヨン部 113、多重部 114、 IFFT (Inverse Fast Fourier Transform)部 115、 GI付加部 116 および無線送信部 117を有する。また、無線受信部 102、 GI削除部 103、 FFT部 10 4、 P/S部 105、復調部 106および複号化部 107は受信部を構成し、変調パラメ一 タ決定部 108、電力制御部 109、電力増幅部 110、符号化部 111、変調部 112、レ ピテイシヨン部 113、多重部 114、 IFFT部 115、 GI付加部 116および無線送信部 11 7は、無線送信装置としての送信部を構成する。
[0015] 無線受信部 102は、通信相手から送信された無線信号を、アンテナ 101を介して 受信する。そして、無線信号に対して所定の無線処理 (ダウンコンバート、 AZD変換 など)を施す。無線処理後の受信信号は GI削除部 103に出力される。 GI削除部 103 は、受信信号の所定位置に付加された GIを削除する。 GI削除後の受信信号は、 FF T部 104に出力される。 FFT部 104は、 GI削除後の受信信号に対して FFT処理を 施す。 FFT処理後の受信信号は P/S部 105によつてパラレルシリアル変換を施され る。パラレルシリアル変換後の受信信号は復調部 106によって復調される。復調され た受信信号は復号ィ匕部 107によって復号される。
[0016] 変調パラメータ決定部 108は、復号化部 107によって復号された受信信号に含ま れた伝搬路情報を取得する。また、パイロットシンボルの受信 SNRを示す情報を、伝 搬路情報から抽出し、電力制御部 109に通知する。なお、受信 SNRは、通信相手で 受信品質測定を行うことによって得られる測定値である。また、伝搬路情報は、通信 相手において生成された情報であり、無線フレームに多重されて通信相手からフィー ドバックされる。また、ノ ィロットシンボルの受信 SNRを示す情報は通信相手で生成 された情報である。
[0017] また、変調パラメータ決定部 108は、取得された伝搬路情報に基づいて変調パラメ ータを決定する。本実施の形態では、変調パラメータは、符号化部 111での符号化 に用いる符号ィ匕率、変調部 112での変調に用いる変調方式、およびレピテイシヨン部 113でのレピテイシヨンに用いるレピテイシヨン数を含む。決定された符号化率は符号 化部 111に通知され、決定された変調方式は変調部 112に通知され、決定されたレ ピテイシヨン数はレピテイシヨン部 113および電力制御部 109に通知される。
[0018] 符号化部 111は、変調パラメータ決定部 108から通知された符号ィ匕率を用いて送 信データを符号化する。変調部 112は、符号化された送信データを、変調パラメータ 決定部 108から通知された変調方式を用いて変調する。この変調によってデータシ ンボルが得られる。なお、使用される変調方式としては、例えば、 BPSK (Binary Phas e Shift Keying) , QPSK (QuadraturePhase Shift Keying) , 16QAM (Quadrature Am plitude Modulation)などが挙げられる。
[0019] レピテイシヨン部 113は、変調パラメータ決定部 108から通知されたレピテイシヨン数 に従って、データシンボルの複製(レピテイシヨン)処理を行う。 1個のデータシンボル に対するレピテイシヨン処理によって得られた 1個以上 (例えば R個)のデータシンポ ルは多重部 114に出力される。
[0020] ここで、レピテイシヨン数とは、 1データシンボルのレピテイシヨン後のデータシンボル の個数を意味する。具体的には、レピテイシヨン数が「1」の場合は、レピテイシヨン後 のデータシンボル数は「1」である。この場合、変調部 112からデータシンボルが入力 されると、そのデータシンボルはそのままレピテイシヨン部 113から出力される。レピテ イシヨンとしてデータシンボルの繰り返し出力が行われるのは、レピテイシヨン数が 2以 上のときである。例えば、また、レピテイシヨン数力 S「2」の場合は、レピテイシヨン後の データシンボル数は「2」である。この場合、変調部 112からデータシンボルが入力さ れると、そのデータシンボルはレピテイシヨン部 113から 2回繰り返し出力される。また 、レピテイシヨン数が「16」の場合は、レピテイシヨン後のデータシンボル数は「16」で ある。この場合、変調部 112からデータシンボルが入力されると、そのデータシンボル はレピテイシヨン部 113から 16回繰り返し出力される。
[0021] 設定手段としての電力制御部 109は、変調パラメータ決定部 108から通知された受 信 SNRおよびレピテイシヨン数に応じて、パイロットシンボルの送信電力値を、通信相 手の受信品質の目標値を満たすために必要十分なレベルに設定する。本実施の形 態では、電力制御部 109は、電力増幅部 1 10での増幅に用いられる増幅値を算出 することによって、パイロットシンボルの送信電力値を設定する。算出された増幅値は 電力増幅部 110に通知される。電力制御部 109の動作の詳細については後で説明 する。なお、増幅値は電力制御部 109において算出されるものとして説明した力 通 信相手において算出された増幅値が電力制御部 109にフィードバックされるような構 成であっても良い。
[0022] 電力増幅部 110は、電力制御部 109から通知された増幅値に従って、図示されな レ、パイロットシンボル生成部で生成されたパイロットシンボルを増幅する。増幅後のパ ィロットシンボルは、電力制御部 109で設定された送信電力値を有する。増幅された パイロットシンボルは多重部 114に出力される。
[0023] すなわち、本実施の形態に係る送信電力制御装置は、電力制御部 109および電 力増幅部 110の組み合わせによって構成される。
[0024] 多重部 114は、レピテイシヨン部 113から入力された R個のデータシンボルと、電力 増幅部 110によって増幅されたパイロットシンボルと、を無線フレームに多重する。多 重後の無線フレームは IFFT部 115に出力される。
[0025] IFFT部 115は、多重部 114から入力された無線フレームに対して IFFT処理を施 す。 GI付加部 116は、 IFFT処理後の無線フレームの所定位置に GIを付加する。無 線送信部 117は、 GI付加後の無線フレームに対して所定の無線処理 (例えば、 D/ A変換、アップコンバートなど)を施し、無線処理後の無線信号を、アンテナ 101を介 して送信する。
[0026] 次いで、電力制御部 109における動作について図 2を用いて説明する。
[0027] まず、ステップ S 1010では、変調パラメータ決定部 108から通知された受信 SNRを 用いて増幅値 (初期値) Gを算出する。具体的には、所要 SNRつまり受信 SNRの目 標値から、通知された受信 SNRを減算することによって、増幅値 Gを算出する。
[0028] また、ステップ S1020では、変調パラメータ決定部 108から通知されたレビティショ ン数に対応するオフセット値ひを取得する。本実施の形態では、電力制御部 109に は、電力制御用参照テーブルが予め格納されている。図 3には、電力制御用参照テ 一ブルの一例が示されており、この電力制御用テーブルを用いた場合、例えばレピ テイシヨン数「2」が入力されると、オフセット値「_ 1」が取得される。また、例えばレピ テイシヨン数「16」が入力されると、オフセット値「_ 10」が取得される。したがって、ォ フセット値の絶対値、すなわち、増幅値 Gと後述の最終増幅値 Gfとの差は、レピティ シヨン数の増加に伴って増大され、レピテイシヨン数の減少に伴って低減される。これ によって、パイロットシンボルの送信電力値の設定が実現される。具体的には、パイ口 ットシンボルの送信電力値は、レピテイシヨン数の増加に伴って低減され、レピテイシ ヨン数の減少に伴って増大される。
[0029] なお、オフセット値ひの取得方法は前述の方法だけに限定されず、入力されたレピ テイシヨン数から対応するレピテイシヨン数を導出する関数を用いても良い。あるいは 、前述のテーブルを用いる方法と、前述の関数を用いる方法と、を併用しても良い。 入力されたレピテイシヨン数から対応するレピテイシヨン数を導出する関数を用いた場 合、より柔軟な関係の定義が可能となる。
[0030] また、電力制御用参照テーブルは、システムにおいて要求される伝送品質に応じ て更新することができる。例えば、要求される伝送品質が 1 %から 0. 5%に変わったと きに、電力制御用参照テーブルの更新を行う。テーブルを更新する際には、更新情 報を通信相手に通知するようにしても良い。
[0031] また、ステップ S1010とステップ S1020との処理順序は、特に限定されない。ステツ プ S1010の処理を先に実行しても良いし、ステップ S1020の処理を先に実行しても 良い。
[0032] そして、ステップ S1030では、増幅値 Gにオフセット値 αを加算することによって、 増幅値 Gを補正する。この補正処理によって、最終増幅値 Gfが算出される。算出さ れた最終増幅値 Gfが、パイロットシンボルの増幅に用いるべき値として電力増幅部 1 10に出力される。
[0033] なお、本実施の形態では、受信 SNRを用いて増幅値 (初期値) Gを決定してから最 終増幅値 Gfを決定するという二段階の処理、つまり、受信 SNRから間接的に最終増 幅値 Gfを求める方法を例に挙げて説明した。ただし、最終増幅値 Gfが受信 SNRか ら直接求められるようなテーブルまたは関数を用いるようにしても良い。
[0034] 次に、無線フレームに多重されたパイロットシンボルについて説明する。図 4に示す ように、パイロットシンボルは、無線フレームの所定位置にマッピングされる。図中の P は、増幅値 Gの補正が行われな力 た場合または増幅値 Gの補正が行われる前のパ ィロットシンボルの送信電力値を表している。この送信電力値 Pにオフセット値ひを加 算すると、設定されたパイロットシンボルの送信電力値が得られる。なお、パイロットシ ンボルとデータシンボルとの多重によって生成される無線フレームのフォーマットは、 図 4に示されたものだけに限定されない。
[0035] このように、本実施の形態によれば、レピテイシヨン数に応じてパイロットシンボルの 送信電力値を設定する、すなわち、受信側での合成によるデータシンボルの受信品 質の改善の度合いがレピテイシヨン数の増加に伴って大きくなる場合には、ノ ィロット シンボルの送信電力値を低減させる一方、受信側での合成による受信品質の改善 の度合いがレピテイシヨン数の減少に伴って小さくなる場合には、パイロットシンボル の送信電力値を増大させるため、パイロットシンボルの送信電力が過剰になることを 防止することができ、パイロットシンボルの送信において消費される余分な送信電力 を削減することができる。
[0036] 以下、ノ ィロットシンボルの過剰送信電力の防止について具体的に説明する。
[0037] レピテイシヨン OFDMにおいては、無線フレーム内のレピテイシヨンシンボル(デー タシンボル複製によって得られた各データシンボルを意味する)は、受信側において 合成され、その結果として、合成後の SNRが改善する。一方、パイロットシンボルは、 図 5に示すとおり、無線フレーム内の特定の位置で送信されるため、通常、レピテイシ ヨンの対象とはならない。つまり、データシンボルについては、レピテイシヨンの適用を 受けることによって低 SNR環境を改善することができる。これに対して、ノ ィロットシン ボルは低 SNR環境を改善することはできなレ、。受信側で低 SNRのパイロットシンポ ルを用いて伝搬路推定が行われた場合を仮定すると、算出される伝搬路推定値は 多くの誤差を含んだ値となる。
[0038] そこで、伝搬路推定誤差に起因する受信性能劣化を防ぐために、パイロットシンポ ルの送信電力制御が行われる。図 6には、レピテイシヨン数「1」の場合に PER= 1 % を満たす 1シンボルあたりの所要 SNRと、レピテイシヨン数「16」の場合に PER= 1 % を満たす 1シンボルあたりの所要 SNRと、が示されている。これらは計算機シミュレ一 シヨンにより求められた値である。
[0039] レピテイシヨン数「16」の場合は、レピテイシヨン数「1」の場合に比べて、 1シンボルあ たりの所要 SNRが 13. 8dB低レ、、ということが図示されている。この理由は、合成後 の SNRが合成しなレ、場合(つまりレピテイシヨン数「 1」の場合)の SNRに比べて 13· 8dB改善してレ、るためである。
[0040] 一方、パイロットシンボルの 1シンボルあたりの SNRは、レピテイシヨン数「16」の場 合は、レピテイシヨン数「1」の場合に比べて 13. 8dB低下する。従って、一定レベル 以上の受信性能を確保するために要求されるパイロットシンボルの送信電力制御が 必要となる。
[0041] ここで、図 7を参照する。図 7には、データシンボルの送信電力値に対するパイロット シンボルの送信電力値の比に対応する、 PER= 1%における劣化量が示されている 。これらは計算機シミュレーションにより求められた値であり、レピテイシヨン数「16」に ついてのシミュレーション結果とレピテイシヨン数「1」についてのシミュレーション結果 とが図示されている。なお、劣化量は、所要 SNRの増加量であり、具体的には、理想 的な伝搬路推定が行われたときの PER特性からの増加量である。また、 PER= 1% における劣化量として図示された値「0. 5dB」は、受信性能について仮設定された目 標値である。
[0042] レピテイシヨン数「1」についてのシミュレーション結果では、送信電力比の増大に伴 う劣化量の減少の度合いが緩やかであるのに対し、レピテイシヨン数「16」についての シミュレーション結果では、送信電力比の増大に伴う劣化量の減少の度合いが急で ある。そして、レピテイシヨン数「16」の場合に送信電力値を 13. 8dB増加させると、劣 化量の目標値である 0. 5dBを大幅に下回ることが示されている。換言すれば、パイ ロットシンボルの過剰品質が発生することが示されている。図 7に示された例に関して 言えば、レピテイシヨン数「16」の場合は、パイロットシンボルの送信電力値を 4dBだ け増加させればレピテイシヨン数「1」の場合と同等の受信性能を達成することができ る。
[0043] また、図 8に示すように、一定の受信性能を得るために要求されるパイロットシンポ ルの品質は、レビティション数の増大に伴つて低くなりレピティション数の減少に伴つ て高くなり、パイロットシンボルについて低減可能な送信電力は、レピテイシヨン数の 増加に伴って大きくなりレピテイシヨン数の減少に伴って小さくなることが分かる。これ は、伝搬路推定誤差の影響がデータシンボル合成によって軽減される度合いが、レ ピテイシヨン数が多くなるに連れて大きくなるためである。よって、本実施の形態のよう に、パイロットシンボルの送信電力値がレピテイシヨン数の増加に伴って低減しレピテ イシヨン数の減少に伴って増大するような送信電力制御を行うことにより、余分な送信 電力の消費を低減することができる。
[0044] なお、本実施の形態では、データシンボルのレピテイシヨン数に応じたパイロットシ ンボルの送信電力制御を行う場合にっレ、て説明したが、データシンボルのレピテイシ ヨン数に応じてパイロットシンボルの数を制御する方法も考えられる。
[0045] なお、本実施の形態では、無線送信装置を基地局装置に設けた場合について説 明したが、無線送信装置を通信端末装置に設けても良い。つまり、本発明は、下り回 線だけでなく上り回線の通信にも適用することができる。
[0046] (実施の形態 2)
図 9は、本発明の実施の形態 2に係る無線受信装置を備えた通信端末装置の構成 を示すブロック図である。図 9の通信端末装置 200は、アンテナ 201、無線受信部 20 2、 Gr削除部 203、 FFT部 204、分離部 205、変調パラメータ決定部 206、電力補正 部 207、電力減衰部 208、伝搬路推定部 209、伝搬路補償部 210、復調部 211およ び復号化部 212を有する。
[0047] 無線受信部 202は、実施の形態 1で説明した基地局装置 100から送信された無線 信号を、アンテナ 201を介して受信する。そして、無線信号に対して所定の無線処理 (ダウンコンバート、 A/D変換など)を施す。無線処理後の受信信号 (無線フレーム) は Gr削除部 203に出力される。 GI削除部 203は、無線フレームの所定位置に付加 された GIを削除する。 GI削除後の無線フレームは、 FFT部 204に出力される。 FFT 部 204は、 GI削除後の無線フレームに対して FFT処理を施す。 FFT処理後の無線 フレームは分離部 205に出力される。
[0048] 抽出手段としての分離部 205は、 FFT部 204から入力された無線フレームからデ ータシンボルとパイロットシンボルとをそれぞれ抽出することによって、データシンボル とパイロットシンボルとを互いに分離する。抽出されたデータシンボルは伝搬路補償 部 210に、抽出されたパイロットシンボルは電力減衰部 208に、それぞれ出力される [0049] 変調パラメータ決定部 206には、図示されない伝搬路情報生成部で生成された伝 搬路情報であって、図示されない SNR算出部で測定または算出された受信 SNRな どの情報を含む伝搬路情報が入力される。変調パラメータ決定部 206は、入力され た伝搬路情報から受信 SNRを示す情報を抽出し、電力補正部 207に通知する。
[0050] また、変調パラメータ決定部 206は、入力された伝搬路情報に基づいてレビティショ ン数を決定する。換言すれば、変調パラメータ決定部 206は、分離部 205によって抽 出されたデータシンボルのレピテイシヨン数 (R)を、入力された伝搬路情報に基づい て判定する。判定されたレピテイシヨン数は電力補正部 207に通知される。変調パラ メータ決定部 206でのレピテイシヨン数決定方法は、実施の形態 1で説明した変調パ ラメータ決定部 108でのレピテイシヨン数決定方法と同様である。
[0051] 電力補正部 207は、分離部 205によって抽出されたパイロットシンボルの受信電力 値の補正値 (つまり、補正後の受信電力値)を設定する。本実施の形態では、電力補 正部 207は、実施の形態 1で説明した電力制御部 109で算出された増幅値を算出 することによって、受信電力値の補正値を設定する。算出された増幅値は電力減衰 部 208に通知される。電力補正部 207での増幅値算出は、実施の形態 1で説明した 電力制御部 109での増幅値算出と同様の方法で、受信 SNR、所要 SNRおよびレぺ テイシヨン数に基づいて行われる。
[0052] なお、電力補正部 207によって算出された増幅値は、基地局装置 100の電力制御 部 109にフィードバックされても良い。
[0053] ここで、パイロットシンボルの受信電力値の補正について具体的に説明する。図 10 には、受信電力補正の様子が IQ平面上で表されている。図中の Aは、補正前のパ
1
ィロットシンボルの受信電力値を表し、 Aは、電力補正部 207で算出される増幅値を
2
表し、 Aは、補正後のパイロットシンボルの受信電力値を表す。すなわち、電力補正
3
部 207では、受信電力値 Aを有するパイロットシンボルを増幅値 Aだけ減算すること
1 2
により、受信電力値 Aを有するパイロットシンボルが得られる。
3
[0054] 電力減衰部 208は、電力補正部 207から通知された増幅値に従って、分離部 205 力 入力されたパイロットシンボルを減衰する。つまり、電力減衰部 208では、基地局 装置 100の電力増幅部 110で増幅された電力分だけ、パイロットシンボルが減衰さ れる。減衰されたパイロットシンボルは、伝搬路推定部 209に出力される。
[0055] 伝搬路推定部 209は、電力減衰部 208から入力されたパイロットシンボルを用いて 伝搬路推定を実行して、伝搬路推定値を得る。得られた伝搬路推定値は伝搬路補 償部 210に出力される。
[0056] すなわち、本実施の形態の伝搬路推定装置は、変調パラメータ決定部 206、電力 補正部 207、電力減衰部 208および伝搬路推定部 209の組み合わせによって構成 される。伝搬路推定装置は、抽出されたパイロットシンボルを用いて且つデータシン ボルのレピテイシヨン数に基づいて伝搬路推定を行って伝搬路推定値を得る。また、 伝搬路推定装置では、前述のとおりパイロットシンボルの受信電力値の補正が行わ れるため、伝搬路推定値が振幅方向において補正される。具体的には、伝搬路推定 値は、振幅方向において、レピテイシヨン数の増加に伴って増大され、レピテイシヨン 数の減少に伴って低減される。
[0057] 伝搬路補償部 210は、分離部 205から入力されたデータシンボルに対して、伝搬 路推定部 209から入力された伝搬路推定値に基づいて伝搬路補償を施す。伝搬路 補償を施されたデータシンボルは、復調部 211に出力される。
[0058] 復調部 211は、伝搬路補償部 210から入力された R個のデータシンボルを合成し た上で、データシンボルを復調する。復調には、実施の形態 1で説明した変調部 112 において使用された変調方式と同一のものが用いられる。復調されたデータシンポ ルは復号ィ匕部 212によって復号され、これによつて受信データが得られる。
[0059] このように、本実施の形態によれば、レピテイシヨン数に応じて伝搬路推定を行う、 すなわち、合成によるデータシンボルの受信品質の改善の度合いがレピテイシヨン数 の増加に伴って大きくなる場合には、送信側でパイロットシンボルの送信電力値が低 減されることに応じて伝搬路推定値を振幅方向に増大させる一方、合成によるデータ シンボルの受信品質の改善の度合いがレピテイシヨン数の減少に伴って小さくなる場 合には、送信側でパイロットシンボルの送信電力値が増大されることに応じて伝搬路 推定値を振幅方向に低減させるため、送信電力制御による振幅方向の変化分を受 信側で補正することとなり、伝搬路推定値の振幅方向の値を精度良く取得することが でき、その結果、多値変調されたデータシンボルの受信性能を向上させることができ る。
[0060] なお、本実施の形態では、パイロットシンボルの受信電力値をレピテイシヨン数に応 じて補正した後、伝搬路推定を行う場合について説明したが、伝搬路推定を行った 後に補正しても良レ、。さらに、 R個のデータシンボルを合成した後で、補正しても良い
[0061] また、本実施の形態では、無線受信装置を通信端末装置に設けた場合について 説明したが、無線受信装置を通信端末装置に設けても良い。つまり、本発明は、下り 回線だけでなく上り回線の通信にも適用することができる。
[0062] 以上、本発明の各実施の形態について説明した。ただし、本発明は上記実施の形 態を変更して実施することができる。例えば、上記各実施の形態では、本発明をハー ドウエアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現するこ とも可能である。
[0063] また、上記各実施の形態における基地局装置は Node B、通信端末装置は UEと表 されること力 Sある。
[0064] また、上記各実施の形態では、測定された受信品質を表す指標として SNRが用い られているが、使用可能な指標はこれだけに限定されなレ、。例えば、 SIR, SINR (Si gnal to Interference and Noise Ratio;、 CIR (Carrier to Interference Ratio;、 CNR (C arrier to Noise Ratio)、 CINR (Carrier to Interference and Noise Ratio)、 RSSI (Rec eived Signal Strength Indicator)、受信強度、受信電力、干渉電力、誤り率、伝送レー ト、スループット、干渉量、または、所定の誤り率を達成できる MCS (Modulation and Coding Scheme)等を用いることもできる。また、受信品質を表す情報は、 CQI (Chann el Quality Indicator)または CSI (Channel State Information)等と表されることがある。
[0065] また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路 である LSIとして実現される。これらは個別に 1チップィ匕されても良いし、一部又は全 てを含むように 1チップ化されても良い。
[0066] ここでは、 LSIとした力 集積度の違いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ゥ ノレトラ LSIと呼称されることもある。
[0067] また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサ で実現しても良い。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Program mable Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィ ギュラブノレ ·プロセッサーを利用しても良レ、。
[0068] さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回 路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用レ、て機能ブロックの集積化を行って も良レ、。ノ ィォ技術の適応等が可能性としてありえる。
[0069] 本明糸田書は、 2004年 12月 28曰出願の特願 2004— 380979に基づく。この内容 はすべてここに含めておく。
産業上の利用可能性
[0070] 本発明の送信電力制御装置、伝搬路推定装置、送信電力制御方法および伝搬路 推定方法は、伝搬路推定に用いられるパイロットシンボルがデータシンボルとともに 伝送される無線通信システム内の基地局装置や通信端末装置に適用することができ る。

Claims

請求の範囲
[1] データ信号のレピテイシヨン数に基づいて、パイロット信号の送信電力値を設定する 設定手段と、
設定された送信電力値に従って、パイロット信号を増幅する増幅手段と、 を有する送信電力制御装置。
[2] 前記設定手段は、
レピテイシヨン数に従って複製されたデータ信号を合成したときに改善される受信品 質に基づいて、送信電力値を設定する、
請求項 1記載の送信電力制御装置。
[3] 前記設定手段は、
送信電力値を、通信相手の受信品質の目標値に基づいて設定する、
請求項 1記載の送信電力制御装置。
[4] 前記設定手段は、
送信電力値を、通信相手の受信品質の目標値を満たすために必要十分なレベル に設定する、
請求項 3記載の送信電力制御装置。
[5] 前記設定手段は、
パイロット信号の増幅値であって、通信相手の受信品質の目標値と通信相手から 報告された受信品質の報告値との差に対応する増幅値を補正して最終増幅値を得 るとともに、最終増幅値と増幅値との差を、決定されたレピテイシヨン数の増加に伴つ て増大し、決定されたレピテイシヨン数の減少に伴って低減し、
前記増幅手段は、
最終増幅値に基づいてパイロット信号を増幅する、
請求項 1記載の送信電力制御装置。
[6] 請求項 1記載の送信電力制御装置と、
決定されたレピテイシヨン数に従って、データ信号を複製する複製手段と、 複製されたデータ信号と増幅されたパイロット信号とを送信する送信手段と、 を有する無線送信装置。
[7] データ信号のレピテイシヨン数に基づいて設定された送信電力値に従って増幅され たパイロット信号を減衰する減衰手段と、
減衰されたパイロット信号を用いて伝搬路推定を実行する実行手段と、 を有する伝搬路推定装置。
[8] 増幅されたパイロット信号の増幅値であって、受信品質の目標値と受信品質の測 定値との差に対応する増幅値を補正して最終増幅値を得るとともに、最終増幅値と 増幅値との差を、レピテイシヨン数の増加に伴って増大し、レピテイシヨン数の減少に 伴つて低減する補正手段をさらに有し、
前記減衰手段は、
増幅されたパイロット信号を、最終増幅値に従って減衰する、
請求項 7記載の伝搬路推定装置。
[9] 請求項 7記載の伝搬路推定装置と、
レピテイシヨン数に従って複製されたデータ信号と増幅されたパイロット信号とを受 信する受信手段と、
データ信号に対して、伝搬路推定の結果に基づいて伝搬路補償を施す補償手段 と、
伝搬路補償を施されたデータ信号を復調する復調手段と、
を有する無線受信装置。
[10] データ信号のレピテイシヨン数に基づいて、パイロット信号の送信電力値を設定する 設定ステップと、
設定された送信電力値に従って、パイロット信号を増幅する増幅ステップと、 を有する送信電力制御方法。
[11] データ信号のレピテイシヨン数に基づいて設定された送信電力値に従って増幅され たパイロット信号を減衰する減衰ステップと、
減衰されたパイロット信号を用いて伝搬路推定を実行する実行ステップと、 を有する伝搬路推定方法。
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